2023 Japan AWS Jr. Championsの活動を終えて

どうも、SCSK株式会社の2023 Japan AWS Jr. Championsの齋藤です。

2024年4月30日を持ちまして、2023 Japan AWS Jr. Championsの任期が満了しました。
Jr.Championsという制度の第一期生ということで、1年間活動してきた記録や感想をこのブログで記載します。

2023 Japan AWS Jr. Championsの活動について

そもそもJr. Championsとは何なのか?という方は下記サイトをご参照ください。

2023 Japan AWS Jr. Champions の発表 | Amazon Web Services
皆様、こんにちは!PSA (Partner Solutions Architect) の Yukki です。「

2023 Japan AWS Jr. Championsは、大きく分けて2つの種類の活動特性があったと個人的に考えております。

  1. コミュニティ活動としての特性
  2. 公人(インフルエンサー)としての特性

コミュニティ活動としての特性

2023 Japan AWS Jr. Championsでは、毎月約3つのコミュニティ活動があり、他社のJr.Championsなどと交流することができました。

  1. AWS社主催のJr. Champions限定MeetUp
    Jr. ChampionsによるLTが多め。月によってはWorkshopやJAM大会など実施。
  2. Jr. Champions有志による勉強会
    Jr. Champions内のみで開催される有志によるLT会。
  3. Jr. Champions有志によるTopEngineers招待の勉強会
    TopEngineersを招待して、Jr. ChampionsによるLTを実施。

公人(インフルエンサー)としての特性

2023 Japan AWS Jr. Championsという名前を背負って公人として活動し、AWSの良さを社内外に幅広くアピールして、周りに影響を与えていく、つまりインフルエンサーのような活動を実施することが求められました。

例えば、JAWSなどの社外勉強会の登壇、社内コミュニティのリード、ブログの執筆、書籍の執筆などです。

これに関しては、自分で機会を探して、自ら手を挙げて積極的に発信をしていく必要がありました。

 

私のこれまでの活動記録

2つの活動特性がある「2023 Japan AWS Jr. Champions」として、どのような活動をしてきたか書いていきます。

社内での登壇

社内での登壇は下記2件を実施しました。

社内勉強会でのLT

社内で開催された勉強会で、私はAWSハンズオン教材に関する登壇を実施しました。

開催された勉強会が「AWSの勉強法について」のようなテーマだったため、私なりにハンズオンを用いた学習方法のおすすめポイントや、おすすめ教材などの紹介を実施いたしました。

新人研修での登壇

昨年度の自分が所属する部門の新人研修にて、Jr.Championsとして登壇をいたしました。

Jr.Championsは若手が目指す制度という特性があるので、同制度のメリットや、なるための心得といったことを新人向けへ話してきました。登壇後の新人からのアンケートでも、好意的なフィードバックをいただけたことは大変嬉しかったです。

社外での登壇

JAWS-UG東京 ランチタイムLT会 #5

2023年11月に開催されたJAWS-UGのランチタイム会に登壇をしてきました。
テーマは、「AWS上のサイバー攻撃に気をつけよう!」という内容で、よくあると感じるAWS上のサイバー攻撃の事例とその対策についてLTをしてきました。

初めて公の場でのLT登壇をしましたが、オンラインでのLTに慣れていたので、そこまで実感が湧かなかったです(笑)

JAWS-UG東京 ランチタイムLT会 #5 (2023/11/21 12:00〜)
JAWS-UG東京のリブート企画として開催したフリーテーマのランチLT会、好評だったので毎月継続します! オンラインなので全国どこからでも参加OK。お昼食べながら気軽にご参加ください👍 # アジェンダ 1時間以内でサクッと終わる予定です! ...

グローバルクラウドアーキテクトコミュニティJapan Meetup

2023年11月にNTTデータ様主催のグローバルイベントにて、LT登壇を実施いたしました。
NTTデータ様の海外法人(スペイン、イタリア、ドイツ)のAWS Ambassadorの方々が来日し、各国のコミュニティ活動の事例などをお話しされていました。

グローバルクラウドアーキテクトコミュニティJapan Meetup開催!
NTTDATAでは、技術力の最大化に向けて、クラウド技術に関するグローバル連携の強化を推進している。2022年の夏、コロナ禍の最中にスタートしたグローバルクラウドアーキテクトコミュニティ(Global Cloud Architect Com...

また、イベントの中で、参加者の中から英語によるLT大会がありましたので、そちらに立候補してきました。
初めての英語のLTで、完全にカンペ頼りなLTになってしまいましたが、貴重な体験となったことは間違い無いです!

JAWS DAYS 2024

2024年3月に東京・池袋サンシャインシティで開催されJAWS DAYS 2024に、ランチタイムスポンサーとして登壇してきました。
お昼の中の15分でLTができるという枠なので、このTechHarmonyのおすすめ記事を紹介するという内容で、弊社AWS Ambassadorと登壇してきました。

本イベントでは、他の登壇者や、ボランティアの中にもJr.Championsの方々が参加しており、Jr.Championsが登壇するセッションには他のJr.Championsが応援しにいくなど、Jr.Championsの強いつながりを実感したイベントでありました!

オンサイトイベントでのLTは慣れておらず、発表は大変緊張しましたが、この1年で1番楽しかったイベントで間違いないです!!
コロナ世代で社会人1日目からフルリモート勤務を経験した身としては、オンサイトでのコミュニティ活動の良さを実感したイベントですので、来年も同様のイベントに参加したいと思っています!!

JAWS DAYS 2024
JAWS DAYS 2024 Official HP

Jr. Championsコミュニティでの登壇

前述の「2023 Japan AWS Jr. Championsの活動について」で記載したJr. Championsのコミュニティ活動においても、LT登壇などを実施してきました。

AWS社主催のJr. Champions限定MeetUpでの登壇

前述した「①コミュニティ活動としての特性」の中の①に該当するイベントで登壇をしてきました。
内容としては、「AWS上のサイバー攻撃に気をつけよう!」という内容です。社外登壇のJAWS-UGのランチタイム会とほとんど同様の内容ですが、登壇としてはこちらの方が先です。

Jr.Champions内のイベントで発表した際、好意的なフィードバックなどをいただいたため、社外イベントであるJAWSへの登壇を決めるきっかけになりました。

中々社外のイベントに出る勇気がなかったのですが、Jr.Champions内のイベントというクローズドな場で発表して手応えを感じたため、出てみようというきっかけを作ることができたと考えております。

TopEngineers招待の勉強会

前述した「①コミュニティ活動としての特性」の中の③に該当するイベントで登壇をしてきました。

内容としては、「AWSサポートの使い方」という内容で、AWSサポートには適切の適切な使い方と、アンチパターンなどを発信しました。AWSサポートの使い方について詳しく話をする人はそうそういないようで珍しがられました(笑)

ちなみに、このTopEngineers招待の勉強会は、基本オンラインでの開催ですが、弊社の本社がある東京都江東区豊洲周辺の企業はオンサイトで集まって一緒に勉強会を聞くという「豊洲会」を開催しております。

私が登壇した際は、弊社の豊洲本社に社内外含めて30人ほど招いて開催をいたしました!

 

1年を振り返っての感想

Jr.Championsの1年は、大変多くの人や機会に恵まれた1年だと感じております。

多くのイベントに参加し、社内外の多くの人と交流できたことは、私のエンジニア人生でこれから何がしたいのかを考えるいい機会になりました。
この1年で自分には技術的な経験が不足していると感じたのと、これからもっと技術力を磨き、技術の素晴らしさを世に発信できる人になりたいと考えたため、4月から新しい仕事内容に従事し、技術的な研鑽を日々行っております。

Jr.Championsを卒業した後も、技術を勉強し、それを発信し続け、業界をリードできるような人材になれるように努力していきます。

 

これからJr.Championsになる方へ

私からこれからJr.Championsになる方へ下記2点をすることをお勧めします。

  1. 自己分析をすること
  2. とにかく発信すること

Jr.Championsになって、積極的な発信を求められる立場になりましたが、私自身技術的な仕事をしているわけではなかったのと、周りのJr.Championsの方が強そうに見えて、どのような発信をすれば良いか悩んだ時期も少しだけありました。

しかし、周りのJr.Championsの方が積極的に発信している姿勢を見て感化させられた部分があり、自分の詳しい分野は何か?強みは何か?というのを考えて、徐々に発信活動を増やしていきました。
発信をしてみると、周りの方からは「勉強になりました!」と言ってくださる方も多く、非常にやりがいを感じるようになりました。

そして、発信活動を増やしていくと、周りの方々からお声がけをいただいてイベントに登壇する機会をいただけるなど、周りからの視線も変わってきて、多くの機会や人との出会いに恵まれるようになります。
そのため、これからJr.Championsになる方は、自分の発信できる領域が何かというのを考えて、とにかくなんでも良いので発信してみるといいと思います!

1年という役割の期間は、長いようで短いと感じており、悩んでた時期がもったいなかったなと今は考えておりますので、選ばれた方は貴重な1年をどう過ごすのかをしっかり考えて過ごしていくことをお勧めします!

著者について

フロントエンドもバックエンドも両方少しずつ勉強して、フルスタックエンジニアを目指してます。
サーバレス開発の楽しさを実感中!

ANGEL Dojo 2021 ANGEL賞、ベストアーキテクチャ賞ダブル受賞
2023 Japan AWS Jr. Champions
2022〜24 Japan AWS All Certifications Engineers

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