AWS SAP on AWS Speciality 受験対策その8「SAPライセンスキーの考え方」

SCSK大口です。

前回の記事は以下です。

AWS SAP on AWS Speciality 受験対策その7「受験報告とまとめ」
AWS SAP on AWS Specialityのβ試験が始まりますが、SAPの用語中心に私の知識の整理も兼ねて記事を投稿してきたいと思います。 7回目は、受験報告とまとめとして受験してきた感想や全体のまとめをご紹介します。

今回は、SNS で ご質問いただいていたライセンスキーについて解説したいと思います。

SAPライセンスキー

SAPシステムには、ライセンスキーという考え方があります。製品によっては、ライセンスキーがないものもありますが、基本的にはライセンスキーを取得して導入する必要があります。

SAPシステムは、SAP社からライセンスと保守ライセンスを契約して使用します。そのライセンスに紐付く形で、SAPインスタンス用のライセンスキーをサポートのポータルから発行できるようになります。

SAPライセンスキーの取得

SAPインスタンスでは、導入するとコマンドまたは画面からライセンスを投入することができます。

最初に、インストールされた環境の構成を元に取得された英字と数字からなるハードウェアキーを取得して、そのキーをSAPサポートサイト上でライセンスキー取得の画面で入力し、ライセンスキーを取得します。

そのキーを先ほどの画面でライセンスキーを投入することで、ライセンスキーが有効になります。

このハードウェアキーについては、現在、AWS の環境においては、SAP Note.1697114 で「AWS の (EC2 の) 内部文書から取得されたものを使用する」と規定されるようになっています。メタデータと言われるものを指していると思います。

なので、例えば、AMI からリストアすると、インスタンスIDといったメタデータが変わることでハードウェアキーが変わるのでライセンスキーの再取得が必要です。一方で、ディスク拡張やディスクタイプ変更では、聞かれることはありません。

設問としては、リストア時にライセンスキーをどうするかといったケースでの出題が考えられ、そのリストアの手法によってライセンスキーの再取得が必要か異なってくるので、そのあたりは聞かれるポイントになるかなと思います。

ちなみに、SAPのインスタンスでクラスタ構成をとる場合は、EC2 のインスタンスID が異なるので、どのような形になっても動作するように、同一の SID で 複数のハードウェアキーから複数のライセンスキーを取得して、先ほどの画面に複数登録するやり方をします。なので、複数のエントリが登録できる仕組みになっています。

本認定について

以前のエントリで、β試験を受けた旨記載していましたが、結果をみたところ僅かにスコアが不足して合格出来ず、正式な試験開始初日に受けに行って合格することができました。β試験の受験から時間が経っていたのですが、受ける前に本資料を改めて見返しました。

思ったより役立ったかな、という印象を持っています。
このシリーズが、このスペシャリティの挑戦する皆様の参考になれば幸いです。

最後に

本シリーズについては、諸般の事情から、本エントリで最後になります。
ブログやSNS等で言及していただいた方々にお礼申し上げます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

著者について
大口聡

SCSKにて、SAP BASIS のエンジニアとして活動。
2022 APN AWS Top Engineer、2022 APN ALL AWS Certifications Engineer、2022年からAWS Community Builder の一員としても活動。
SAPテクニカルコンサルタント認定(NW7.5)、AWS認定12冠、情報処理安全確保支援士(SC)、情報処理技術者資格(ST/SA/PM/NW/DB/SM/AU/SU/SG/AP/FE/IP)を保有。

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