Dropbox Backup機能の紹介

こんにちは。SCSKの山田です。

今回はDropbox Buckupについてご紹介いたします。

Dropbox Backup とは

DropboxにはDropbox Backup プランというものがあります。

Dropbox BackupではPCや外付けのハード ドライブからファイルやフォルダを自動的にバックアップすることができます。
バックアップしたいファイルやフォルダを簡単に選択でき、PCでファイルを編集した場合もDropbox Backup で自動的に保存されます。
PCにあるファイルやフォルダを安全に保ち、問題が発生した場合でもバージョン履歴からすぐに復元可能です。
プランによりますが、バージョン履歴は30-180日間保存されます。

Dropbox Backup にアクセスする方法

  1. dropbox.com にログインします。
  2.  左上のグリッド アイコンをクリックし、表示されたリストで[バックアップ]をクリックします。
  3. 画面右上にある歯車マークの[バックアップを管理]をクリックします。
  4. 管理するバックアップを画面左側で選択します。
    [進行状況を表示]からバックアップの状況を確認できます。

    また、[フォルダを変更]からバックアップするフォルダを変更することなども出来ます。

Dropbox Backupは以下のタイプにサポートしてます。

  • Windows :NTFS、exFAT、FAT32
  • Mac :HFS+、APFS、exFAT、FAT32

Dropboxのクラウド ストレージとバックアップの違いとは?

クラウドストレージサービスであるDropboxにデータを保存しているのだから、Dropbox自体と何が違うのかと疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。何が違うのでしょうか?

クラウドストレージは、インターネット上のクラウドにファイルやフォルダを保存します。
そのため、PC上に直接データを置く必要がないためストレージの空き容量を増やすことができます。
さらに、ログインしているデバイス間であればどこでも使用でき、他のユーザーとの共同作業も可能です。

一方、クラウドバックアップは、PC上のファイルを安全に最新の状態でコピーします。
また、バックアップから削除されたファイルやフォルダの復元も可能です。バックアップはPC上のデータをそのまま反映したものとなるため、PC上でファイルを削除すると、バックアップからもそのファイルが削除されます。
つまり、PC上のストレージを開放するものではなく、Dropbox Backupはデバイス側から一方的にデータをコピー(=バックアップ)するよう設計されています。

そのためファイルの編集は、元のデバイスから行う必要があります。
また、共有や共同作業も目的とはされておらず、機密性の高いコンテンツにアクセスさせないよう、共有も行うことができません。
ファイルやフォルダを安全に保護し、問題が発生した場合にすぐに復元できます。

価格

Dropbox Backup 単体でのプランはPC 1 台および外付けハード ドライブ 1 台のバックアップが ¥600/月 (年間払い)で無制限のストレージを利用可能です。
(※バックアップできるファイルの最大サイズは 2 TB )

ほかにメール サポートや Dropbox 巻き戻し機能も利用できます。「Dropbox Backup」はすべてのプランで利用できます。
個人用の無料プランであるDropbox Basic プランにも含まれます。
ただしバックアップ可能なサイズはこのプランのストレージ容量制限である 2 GB に制限されます。

まとめ

PCをぶつけて故障させてしまったり、仕事中に飲んでいたコーヒーをこぼしてしまったりして、重要なデータを失ってしまうことがあります。

突然の出来事で、もしデータが復旧できなかったらそのショックはとても大きいと思います。
バックアップに特化した「Dropbox Backup」はそんな悲劇を解決してくれます。
また、データ移行が必要なPCのリプレイスも容易にできます。
この機会に、PCのデータのバックアップを考え直してみてください。

本日はバックアップに関する「Dropbox Backup」についてご紹介しました。

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