Cato Socketの再接続イベントについて~Eventsから原因を確認する方法~

本記事は 夏休みクラウド自由研究 8/14付の記事です

Cato Socketを使用してCatoクラウドを利用しているお客様から、瞬断が発生したため原因を確認してほしいとのお問い合わせをいただくことがあります。

原因の一つとして、PoPのメンテナンスやSocketの再起動などによってSocketとPoP間の接続が一時的に切れていたというケースがあります。
SocketとPoPとの再接続が発生した場合、Cato Management Application(以下CMA)のEvents機能から、再接続のイベントやなぜ再接続が行われたのかを確認することができます。

今回は、SocketとPoPの再接続イベントと、その理由をEventsから確認する方法についてご紹介します!

画⾯は2024年8⽉時点のものです。
機能アップデート等で変わる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

SocketとPoPとの接続イベントについて

一般的に、SocketがPoPに接続されると[Connected]、切断されると[Disconnected]のイベントが生成されます。そのため、切断イベントから再度接続された場合、基本的にこれらのイベントはペアで生成されます。

ただし、PoPとの接続が切断されてから2.5分以内に再接続した場合は、上記2つの代わりに[Reconnected]のイベントが生成されます。
※接続するPoPが変わる場合は「Changed PoP」のイベントが生成されます。

次にSocketとPoPの再接続イベントをEventsから確認する方法についてご説明します。
※Eventsの操作方法や見方について不安の方はまず以下のブログを参照ください!

Eventsを使った再接続イベントの確認方法

はじめに、イベントを確認したいSiteと日時を絞りましょう。

この時に、以下青枠の[Connectivity]以外のチェックを外すと接続イベントのみ確認できるようになります。

次に[Fields]から[Sub-Type]を展開し、[Connected]や[Reconnected]の接続イベントがないか確認しましょう。
以下の画像では[Reconnected]が確認できましたね。[+]をクリックしてさらに絞り込みます。

次に表示されたイベントの[+]をクリックして詳細を展開します。

そして[Event Message]からReconnectedされた理由を確認しましょう。

上記[Event Message]には「Reconnected due to Socket restart (5)」と記載されていました。

つまりSocketの再起動によりReconnectedが発生したことがわかります。

Event Messageの詳細

上記の項目で紹介した[Event Message]では、SocketがPoPに再接続された理由を確認することができます。

もちろん再接続の理由によって[Event Message]に表示される内容は変わります。

すべての[Event Message]とその詳細説明につきましては、以下CatoのKnowledgeサイトに記載されていますので、詳細の確認にご活用ください!

アラートメールからもEvent Messageが確認できる

[Connected]のイベントに限りですが、Catoのアラートメールから[Event Message]を確認することができますので原因の確認や切り分けにご活用ください。

まとめ

本投稿では、SocketがPoPに再接続した際のイベントの確認方法についてご紹介しました。

なぜ再接続されたのかという疑問が、この記事により少しでも解消することができましたら幸いです。

なお、弊社の FAQ サイトでは 、よくあるご質問やCato クラウドのアップデート情報を公開しておりますので、是非ご参照ください!

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