USiZEってなに?~新人目線でまとめてみた~

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/22付の記事です。

皆様、こんにちは!SCSKの佐藤海渡と申します。

今年度SCSKに新卒入社し、現在はUSiZE運営を担当しています。

TechHarmonyの過去記事を見ているとUSiZEに関する記事が少ない!ということにに気づき、本記事を投稿するに至りました。

まだまだ携わっている歴は短いため詳細をお伝えすることは難しいかもしれませんが、”新人が頑張ってまとめたんだな”と温かい目でご覧いただけると幸いです。

USiZEとは

それでは早速USiZEとはなにかを一言で表しますと…

 

USiZE=SCSKが運営するクラウドサービス

 

です!

SCSKはnetXDCと呼ばれるデータセンタを保有しており、その設備をサービス基盤としたクラウドサービスがUSiZEです。サービスは大きく以下の2つに分かれています。

  1. USiZEシェアードモデルマネージドクラウド
  2. USiZEパブリッククラウドモデル(パブリッククラウド(AWSAzureGoogle Cloud))

それぞれのサービスの詳細や事例が知りたい方はリンクをクリックして該当ページをご覧ください。

上記2つのサービスの組み合わせによってお客様の課題解決を実現しています。

 

新人目線でUSiZEのいいところまとめ

では、USiZEの良いところは一体何でしょう?

新人なりに考えてまとめてみた結果、以下の3点があると考えています。

クラウド移行に強みあり

実はパブリッククラウド3社よりも歴史の長いUSiZE…

(USiZE:2004~ 、AWS:2006~ 、Google Cloud:2008~ 、Azure:2010~)

そんな長い歴史の中でお客様のクラウド移行を支援してきた実績もあり、クラウド移行には強みがあるようです。

古いOSやアプリなどを搭載したいわゆる”塩漬けシステム”にも対応しており、クラウド移行は進めたいけどいきなりすべてをパブリッククラウドに変えるのはちょっと…という場合に最適かもしれません。

ハイブリッドクラウド・マルチクラウドとしての活用

”USiZEとは”の項で説明したようにUSiZEにはマネージドクラウドのサービスとパブリッククラウドのサービスが存在します。

そして、それら二つのサービスを組み合わせることにより現在、需要の高まっているハイブリッドクラウドとしての活用が可能になります。

 

またUSiZEでは、netXDCで提供が開始された”SCNX”サービスによってパブリッククラウド(AWSAzure)と専用接続することが可能になっています。”SCNX”サービスによってUSiZEを複数のパブリッククラウドとの接続点として利用し、マルチクラウドとして活用することが可能です。

ソブリンクラウドとしての活用

新人目線ということで最後の項目

”ソブリンクラウド”

正直入社するまで聞いたことのない言葉でした…

意味を調べてみるとSovereign(主権者)という意味らしく、どうやら「クラウドで扱うデータの主権を確保したサービスを指す言葉」という意味だそうです。近年、世界各国でデータに関する法律が出来ていることによって注目されているみたいです。

その点でUSiZEは

・国内の SCSKが運用管理するデータセンターにサービスを配置

・ISMS/ITSMS/BCMSの各種認証取得のデータセンターにて運営

・DR構成による可用性向上

といった点でソブリンクラウドとしての活用が可能であり

セキュリティやコンプライアンスのトレンドを押さえたサービスとなっています。

 

終わりに

といったわけで今回はUSiZEを新人目線で簡単にまとめさせていただきました。

今回まとめてみて感じたことは、USiZEでは新しく覚えることが少ないということでした!(いい意味で)

クラウド初学者の佐藤としては

他のパブリッククラウドではクラウドサービスの名称と機能を紐づけて新しい知識をINPUTするのが大変な印象でしたがUSiZEでは

”今まで使っていたシステムをクラウドに移行する”

”パブリッククラウドとの接続点として利用する”

といった使い方で、USiZEを使うために必要な新しいINPUTは最低限という印象でした。

”ソブリンクラウド”として国産のクラウドが期待されている現在、USiZEはその担い手になっていく予感がしました!

この記事で少しでも皆さんにUSiZEのことが伝わることを願っています。

 

実際にUSiZEを活用したい!

もっと詳しい話が聞いてみたい!

という方は以下のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

 

以上、SCSK佐藤海渡の初投稿記事でした。

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