こんにちは。本日も HeatWave 特集、第3回目です!張り切っていきましょう!!
前回は HeatWave と Looker の連携を設定しました。
今回は Looker から HeatWave のデータを表示してみたいと思います。
LookML Project を作成する
Looker の画面を開き、開発⇒ LookML プロジェクトの管理を開き、右上の New LookML Project から新しく LookML Project を作成します。
Project Name | 任意の名前(今回はheatwave-demoとする) |
Starting Point | Generate model from Database Schema(default) |
Connection | heatwave-demo(前回作成したConnectionを選択) |
Build Views From | All Tables(全てのテーブルを対象とする) |
Schema | demo(表示したいデータベース) |
Ignore Prefixes | 空欄(default) |
LookML 使用してデータを扱える状態にする
今回は、HeatWave に厚生労働省のオープンデータを使用し、covid-19 に関するデータをあらかじめ HeatWave のデータベースにテーブル名「covid-19-jpn」として投入しておきました。
オープンデータ取得URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html
- テーブル情報
#テーブル作成 CREATE TABLE 'covid_19_jpn' ( 'pk' int NOT NULL AUTO_INCREMENT, #主キー(連番) 'date' date DEFAULT NULL, #日付 'pcr_positive_daiy' int DEFAULT NULL, #PCR検査陽性者数 'pcr_tested_daily' int DEFAULT NULL, #PCR検査人数 'cases_total' int DEFAULT NULL, #入院治療を要する人数 'recovery_total' int DEFAULT NULL, #回復者数 'death_total' int DEFAULT NULL, #死亡者数 PRIMARY KEY ('pk')) ENGINE=InnoDB AUTO_INCREMENT=380 DEFAULT CHARSET=utf8mb4 COLLATE=utf8mb4_0900_ai_ci SECONDARY_ENGINE=RAPID; #~データ投入(省略)~ #RAPIDへのデータ展開 ALTER TABLE covid_jpn_prefecture secondary_load;
上記テーブルのデータから、今回は PCR 検査陽性者数の日別推移を表示させたいと思います。
Views ページに、”PCR陽性者合計数”を表示させるための記述を追記します。
Validate LookML ボタンを押し、構文に問題なくエラーにならなければ、Commit Changes&Push ボタンで変更をコミットし、Merge&Deply します。
Explore からデータの可視化を行う
次に、Explore から表示方法の編集を行います。
Looker 上部タブから Explore ⇒ Heatwave-demo ⇒ Covid 19 Jpn の順でクリックします。
左の表示から、Date Date の「Date」と、「PCR陽性者合計数」をクリックし、右上の実行ボタンを押します。
すると、以下の通り結果が表示されます。
このデータを視覚化するため、VISUALIXATION のタブを開き、棒グラフのボタンを押します。
すると、HeatWave のデータが棒グラフで表示されます。
このグラフは歯車ボタンから Dashboad に保存するをクリックし保存することで、いつでも簡単にこのグラフを確認することができます。
これらを他のデータでも同様に実行すると、以下の通り様々なデータを取り出すことが可能です。
HeatWave と Looker の連携に関する記事は以上になります。
これまでの説明で、HeatWave と Looker の連携は簡単にできることを実感いただけたと思います。
皆様も是非、HeatWave + Looker の組み合わせ、使ってみませんか?
弊社では、HeatWave の先行検証と共に、Looker の販売代理店でもあります。
もし、ご興味がある方はぜひお問い合わせください。