Dataformのアサーション出力先を環境ごとに変える方法

こんにちは。SCSKの磯野です。

Dataformでは、環境ごとに異なるプロジェクトにテーブルをリリースすることができます。

Dataformのアサーション結果についても、環境ごとにプロジェクトやデータセットを変更して出力したいケースがあると思います。
今回は、アサーション結果の出力先を環境ごとに変える方法をご紹介します。

アサーション出力先のプロジェクトを環境ごとに変更する方法

アサーション結果は、デフォルトでworkflow_settings.yamldefaultProjectで設定されたプロジェクトに出力されます。
テーブルへのリリースと同様、アサーションについてもリリース構成の「Google Cloud プロジェクトID」というコンパイル変数をオーバーライドすることで、環境ごとにプロジェクトを設定することができます。

詳細は下記の記事を参照ください。

アサーション出力先のデータセットを環境ごとに変更する方法

アサーション結果は、デフォルトでworkflow_settings.yamldefaultAssertionDatasetで設定されたデータセットに出力されます。
しかしプロジェクトとは異なり、アサーション用のデータセットは、UI上からリリース構成のコンパイル変数としてオーバーライドできません。(※執筆日時点)

データセットを環境ごとに変更したい場合は、APIを通じて実装する必要があります。APIドキュメントは下記の通り。

※releaseConfigs.create -> リクエスト本文 -> codeCompilationConfig -> assertionSchema

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はDataformにて、アサーション結果の出力先を環境ごとに変更する方法をご紹介しました。

本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

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