技術者認定試験について
LifeKeeper技術認定制度とは、LifeKeeperに携わるエンジニアのスキルをサイオステクノロジーが正式に認定する制度となり、LifeKeeperに関する技術力の証明と向上を支援していただける制度となっております。
内容としては、eラーニングによる学習とオンラインでの認定試験を通じて資格を取得できるセットで提供されています。
LifeKeeperの基本的な利用方法や用語を学習でき、製品理解を深めることができるプログラムとなっております。
種類
現在、提供されている技術者認定資格としては、以下2つの内容となります。
- LifeKeeper for Linux 技術者認定資格(BASIC)
- LifeKeeper for Windows 技術者認定資格(BASIC)
LinuxとWindowsの2種類のBASIC(入門編)の内容となっております。
認定資格取得の流れ
認定資格を取得いただくまでの大まかな流れは以下の通りとなります。
- 受講申し込み
- 技術コース受講
- 認定試験受験
- 認定証発行
1. 受講申し込み
以下URLよりアカウント作成のため、メールアドレスの新規登録を行います。

登録を行いアカウント作成が完了しましたら、認定資格のサイトにログインできます。
ログイン後、表示されているコースを受講することができます。
まずはトレーニングを受講いただき、その後試験を受験するといった流れとなります。
コースの最後のセクションが試験になっていますが、トレーニングは任意となるため、試験だけ受験しても問題ありません。
2. 技術コース受講
動画と各セクションの最後にまとめとなる資料(PDF)があります。
Linuxコースは以下セクションに分かれており、各セクションの動画をみて講座を受けていく流れとなります。
動画の総合計は3時間程度となります。
No. | セクション名 | 項目数 | 合計時間 |
---|---|---|---|
1 | 基礎編 第1章 LifeKeeper for Linux概要 | 10 | 33分20秒 |
2 | 基礎編 第2章 LifeKeeperforLinuxのインストール | 10 | 26分41秒 |
3 | 基礎編 第3章 アプリケーションの冗長化 | 9 | 26分21秒 |
4 | 基礎編 第4章 共有領域の保護 | 5 | 10分17秒 |
5 | 応用編 第1章 DataKeeperの利用 | 9 | 23分28秒 |
6 | 応用編 第2章 汎用アプリケーションの保護 | 9 | 19分52秒 |
7 | 応用編 第3章 LifeKeeperアーキテクチャ | 5 | 23分45秒 |
8 | 応用編 第4章 メンテナンスとトラブルシューティング | 5 | 15分48秒 |
Windowsは以下の内容となります。Windowsコースでの動画総合計時間は2時間30分程度となります。
No. | セクション名 | 項目数 | 合計時間 |
---|---|---|---|
1 | 第1章 LifeKeeper/DataKeeper 概要 | 7 | 36分29秒 |
2 | 第2章 LifeKeeper および DataKeeper のインストールと基本設定 | 9 | 46分16秒 |
3 | 第3章 リソース作成の基本 | 10 | 38分12秒 |
4 | 第4章 汎用アプリケーションの保護とコマンドの利用 | 9 | 38分21秒 |
3. 認定試験受験(BASIC)
各セクションの内容から抜粋されて出題されます。
制限時間は60分、設問数は40問となります。
正答率80%以上で合格となり、認定証が発行されます。
また、受験可能回数は制限があり、10回までとなりますのでご注意ください。
試験結果についてはメールで送信されます。メールにあるリンクから確認する事が可能です。
※サイトから試験結果の確認はできない仕様となります。
4.認定証発行
試験に合格すると、サイトの「認定証一覧」のページに認定証が表示されます。
以上が認定資格取得までの大まかな流れとなります。
詳細なシステムの利用方法や手順については、
LifeKeeperユーザーポータルの以下の資料に掲載されておりますので、そちらからご覧ください。
費用について
現在の受講・受験費用は無償となっております。
ただ、将来的には有償に変更する可能性もあるとのことなので、今のうちに動画の受講と受験をしておいた方がよさそうですね。
受験してみて、、
受験をしてみた所感ですが、動画に関してはLifeKeeperに関する動作/機能説明が順序よく構成されており、
また図やグラフが頻繁に用いられており、当時LifeKeeperに触って3か月そこらの初心者の私でも分かりやすく、丁寧に説明がされている内容だなと感じました。
また、私の場合は先に一度試験を受けて(一発合格なりませんでした、、)要点を掴んでから動画を1.5倍速でみて理解を深め、
再度試験を受けて合格したという流れで本資格を取得しました。
試験については、動画の内容がそのまま出てきたりと動画を視聴すれば難なく解ける難易度でしたので、一度落ちても再度解答を見直せば合格できるかと感じました。
最後に
現在は入門者向けのみのコースを提供しておりますが、
今後は、中級者/上級者向けのコースもでてくるとの噂もあるので引き続き注目していきたいです。
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