WHY SCSK? ~ なぜSCSKはLifeKeeperに強いのか?

SCSK LifeKeeper担当 池田です。

LifeKeeperを使ったHAクラスタシステムを構成したい時、皆さんは誰にお願いしますか?
社内の情報システム部、普段お世話になっているSIer、メーカーであるサイオステクノロジー社の公式サイトに掲載されているパートナー企業などいろいろあるかと思います。

数多ある選択肢のなかでも、SCSKがなぜLifeKeeperの構築に強く、そしてお客様に選んでいただけるのかを5つの視点でお伝えします。

LifeKeeperの構築は簡単?

LifeKeeperのインストールを経験したことのあるかたはご存じかもしれませんが、実はインストール自体は、専用のGUIから比較的簡単に実施することができます。

ところが、LifeKeeperに限らず、HAクラスタ製品の難しいところは、その周辺の環境を正しく理解し、LifeKeeperの導入に適した状況にする「設計」にあります。

この設計フェーズにおける準備をいかにきちんと実施し、OSやネットワーク、セキュリティ等々の設定を設計通りに実装できるかが、LifeKeeper導入の成功のカギとなります

WHY SCSK? なぜSCSKはLifeKeeperに強いのか?

それでは、ここからは本題の「WHY SCSK? なぜSCSKはLifeKeeperに強いのか?」という質問にひとつひとつお応えしていこうと思います。

SCSKはLifeKeeperの構築実績が豊富

まず第一に、SCSKはLifeKeeperの構築実績が豊富であるということが挙げられます。

SCSKでは、2004年から20年以上に渡ってLifeeeperのご提案、設計、構築、サポートを行ってきました。お客様の数では100社を超えます。

その中で、オンプレミス構成、vSphereにおける仮想構成、パブリッククラウド構成といった様々なプラットフォームはもとより、データレプリケーション構成、共有ディスク構成など、ありとあらゆる構成の設計と構築を経験しています。

SCSKにはミドルウェアの専門部隊がある

第二に、SCSKには、ミドルウェアの専門部隊があるということです。

LifeKeeperは、何らかのミドルウェアの可用性を高めたいという目的で導入することから、その対象となるミドルウェアを熟知している必要があります。LifeKeeperと組み合わせる為にはサーバ1台の場合とは異なり、独特のクセがあります。それはインストールの順番であったり、ディレクトリ構成であったり様々です。

その癖をミドルウェアメーカーやLifekeeperの公式サイトから正確に読み取ることは、なかなか至難の業で、深い見識とノウハウがものをいう部分でもあります。

SCSKでは、長年に渡りミドルウェア部隊とLifeKeeper部隊で豊富な経験と技術の蓄積をもとに阿吽の呼吸で協力しながら取り進められることから、高品質な構成をお届けできる体制が整っています

SCSKはインフラ環境の特性に合わせた設計・構築に強い

第三に、SCSKはインフラ環境の特性に合わせた設計が得意です。もう少し具体的に申し上げますと、例えばAmazon Web Services(AWS)における構成一つとっても、通信要件によって様々な接続方式があります。例えば自社オンプレサーバとの接続でDirectConnectを用いた接続や、TransitGateway経由のルートテーブルを用いた接続、Route53を用いた接続、Network Load Balancer (NLB) からの接続などのパターンがありますが、通信要件に合わせ最適な接続方式の実装実績とご提案が可能です。

SCSKは技術者認定資格保有数が世界一

第四に、SCSKには、サイオステクノロジー社の技術者認定資格(2024年10月31日提供開始)の保有数が120以上を超え、世界一(2025年3月末時点)となっています。これはLifeKeeperをどのSIerよりも詳しいということを意味しております。

現在、提供されている技術者認定資格としては、以下2つの内容となります。

LifeKeeper for Linux 技術者認定資格(BASIC)
LifeKeeper for Windows 技術者認定資格(BASIC)

SCSKはサイオステクノロジーとの関係が深い

第五に、SCSKはLifeKeeperのメーカーであるサイオステクノロジー社との関係が深い点が挙げられます。

1でもお伝えした通り、20年以上に渡って、サイオステクノロジー社とは、営業責任者、開発責任者、サポート責任者とも頻繁に打合せを重ねており、密な情報連携を図っています。
その為、構築中に不測の事態が発生した際に、即座にサイオステクノロジー社と連携を取り、双方協力しながら解決に導くことが可能です。
これは長年に渡って、「お客様により良い製品をお届けしたい」というSCSKとサイオステクノロジー社の熱い想いを持って喧々諤々の議論を重ねていることによる、信頼関係によるところが大きいと自負しています。

まとめ

今回、WHY SCSK? ~ なぜSCSKはLifeKeeperに強いのか?という問いに対してする5つのご回答を挙げました。

1.豊富な構築実績
2.ミドルウェアの専門部隊とのタッグ
3.インフラ環境の特性に合わせた設計・構築が得意
4.技術者認定資格保有数が世界一
5.サイオステクノロジー社との関係の深さ

LifeKeeperの導入を誰にお願いするか迷われた際には、本記事をご参考にしていただき、是非経験豊富なSCSKにお任せください

LifeKeeperについて、詳しい内容をお知りになりたいかたは、以下のバナーからSCSK LifeKeeper公式サイトまで

著者について
池田 雄介

中学時代にMSXを手に入れ、N88-Basicでのプログラミングを覚える。その後、ユーザ企業の情シスから社会人人生をスタート。100人に1台程度しかパソコンが割り当たっていない時代に、Windows95のパソコンを全国展開、本社、支店、工場のLAN/WAN化を推進。WindowsNTサーバを弄りながら流行りのイントラネットや社外向けのサイト作成・運用など担う。
2002年に現在のSIerへ転職。2007年からオンプレミスや仮想環境を中心としたインフラ基盤の構築に携わり、2013年からLifeKeeperを担当。以来12年に渡り、LifeKeeperビジネスに携わってきた。
趣味は、草野球、ボウリング、バドミントン、キャンプ、天体観測、ゴルフ、お酒を嗜むこと、ドライブなど

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