クラウド初学者がVCP-DCVを受験してみた

皆様、こんにちは。
SCSK入社1年目の佐藤海渡です。

もう今月で、「入社1年目」と言えなくなってしまうことに恐怖を覚えている今日この頃です。

そんな私ですが、確実にこの1年で成長した点があります。

それは…

VCP-DCV 2024に合格したことです!

今回の記事では、クラウド初学者である私が、VCP-DCVを受験し、合格するまでの流れをまとめてみようと思います。

VCP-DCVとは?

まず、最初に”VCP-DCV”とはどんな資格なのかを説明します。

VCP-DCVとは、”VMware Certified Professional – Data Center Virtualization”の略で、データセンタを仮想化する技術に関するVMware社の認定資格です。

クラウドサービスを提供する基盤側の技術に関する資格で、SCSKのクラウドサービスであるUSiZEも、このVMwareをベースにして構築されています。

USiZEってなに?」って思ったそこのあなたはぜひ、私の執筆した第一回ブログをご参照ください。

USiZEってなに?~新人目線でまとめてみた~ – TechHarmony (usize-tech.com)

ちなみに、VMwareの資格は難易度によって名称が分かれており、簡単な順に

VCTA(VMware Certified Technical Associate)

VCP(VMware Certified Professional) ←今回受験したのはこれ

VCAP(Vmware Certified Advanced Professional)

VCDX(Vmware Certified Design Expert)

となっています。

また、分野によっても分かれており

  • Data Center Virtualization(DCV) ←今回受験したのはこれ
  • Network Virtualization(NW)
  • Cloud Management and Automation(CMA)
  • Security(SEC)

・・・

などなどに分かれています。

では、VCP-DCVがどんな試験で、どの立ち位置の試験なのか分かったところで、続いては、実際の受験の流れを記載していきます。

受験までの流れ

受験までの大きな流れとしては

①トレーニングコースの受講
②資格試験の申込
③試験対策の勉強

となります。それぞれについて以下で簡単に説明します。

①トレーニングコースの受講

VCP認定資格を保有していない場合、トレーニングコースの受講が必須となります。
トレーニングはvSphereのバージョンや受講用途に応じていくつか種類がありますが、私は

VMware vSphere: Install, Configure, Manage [V8]

を受講しました。
上記のコースでは5日間でVMware vSphereの導入から管理までをみっちりINPUTしました。
コースの中ではハンズオンによるトレーニングもあり、実際にvSphereを操作することでより具体的なINPUTをすることが出来ました。

ハンズオンの中では、vCenterのデプロイからネットワークやストレージの作成、仮想マシンの作成からその管理方法、ライフサイクルの管理など実際の運用でも重要な内容が盛りだくさんとなっていました。

もっと詳しく内容が知りたいという方は、こちらのリンクからコース概要についてご確認ください。

② 資格試験の申込

こちらは、AWSなどの資格試験と同様にPearson VUEからの申し込みが可能となっています。
私は、テストセンターで受験しましたが、オンラインによる自宅からの受験も可能となっています。
(オンライン受験は準備が大変という噂を聞き、私はテストセンター受験にしました…笑)

③試験対策の勉強

こちらは、大きく行ったことは以下3点です。

  • ①のトレーニングコースのテキスト復習
  • Web上の問題集で演習
  • VMwareの公式ドキュメントを読む
テキストの復習でINPUTをしっかりと行う

問題集を解いてみて知識のOUTPUTを行う

問題集を解いて疑問が残った部分について、公式のKBなどを読んで理解を深める

上記の勉強方法を資格受験の1か月前くらいから継続して行っていました。

 

試験当日

私は、テストセンターでの受験でしたので実際に試験会場に出向いての受験となりました。

当日、問題を見て困ったのが日本語→英語の問題文翻訳がなかったことです。
英語の問題集で対策をしていた方は、注意が必要かもしれません。

受験が終了すると、その場で合否と点数が出る試験になっています(合格点は300/500)。
勉強を頑張った甲斐もあり、何とかギリギリ合格することが出来ました。

 

受験から合格を振り返ってみて

まず合格直後に思ったことは「受かって良かった!」ということでした。

短い時間でとにかくたくさんのINPUTをしていたので、中々試験までにすべてを覚えきることが難しく、試験中に何度も「見たことはあるけど、どっちが正解だっけ」となることがありました。

そのため、その場で合格が分かった際には、まずほっとした感じでした。

しかしながら間違いなく、このVCP-DCVの受験を通してVMware vSphereに関するスキルは格段に向上したと思います。

今回の学びを活かして、USiZEのサービスをよりよくしていこうと思いますのでここまで読んでくださった方はぜひUSiZEに関しても興味をもっていただければと思います!

USiZEに関する情報は以下をご参照ください。

以上、SCSK佐藤海渡の新卒1年目最後の記事でした。

著者について

2023年入社。明るく楽しく元気よく日々勉強中。

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