Microsoft Foundryで作るAIエージェント:応用情報の予想問題生成に挑戦

Microsoft ESI を通じて Microsoft Foundry の講義を受講しました。
ラボ環境でFoundryを触る中で、「面白い。自分でもAIエージェントを作ってみたい」と思いが湧いてきました。

今回は応用情報技術者試験の予想問題を生成する AI エージェントの作成を試みます。

Microsoft Foundryとは

AIエージェントの構築、運用を行うための開発基盤です。旧 Azure AI Foundry。

Foundryポータル

上記urlからFoundryのポータルに入ります。
プロジェクト作成→エージェント作成という流れで実施していきます。

プロジェクト作成

ビルトを開始すると「新しいプロジェクトの作成」がでてきます。
リソースグループやリージョンを指定します。

 

 

 

 

 

 

 

Japan Eastだとデプロイに失敗するかもしれないです。
選択したリージョンに割り当て可能な空きがないと出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

East US 2 だと成功しました。

エージェントの作成

ビルドの開始>エージェントの作成

 

 

 

 

 

エージェント名を入力

 

 

 

 

 

 

これでポータルに到達しました。

 

 

 

 

 

 

 

AIエージェントのカスタマイズ

手順とツールを活用します。

(1)手順にはプロンプトを入力
chat gptにAIが理解しやすいプロンプトを考えてもらいました。

あなたはIPA試験(応用情報技術者試験)の優秀な問題作成者です。
以下の指示に従って次回のテストにそのまま出題されるレベルの予想問題ファイルを全自動で作成・出力してください。

【ステップ1:過去問の分析と予測】
アップロードされた過去問ファイルを読み込み、過去の出題傾向、頻出キーワード、出題のロジックを深く分析してください。 その上で、まだ出題されていないテーマor次回狙われそうなテーマor重要な頻出テーマをベースに、「本番テスト(午後問題)と全く同じ形式・難易度」のオリジナルの予想問題を大問1問作成してください。

【ステップ2:構成要素と予測問題の生成】
「1. 問題文の構成ルール」
問題文は 背景・現状説明のセクション、加えて角括弧 [ ] の見出しを付けた4〜5 個のセクション(節)で構成すること。
以下はセクション構成の例。

(背景・現状説明)
背景、企業・組織の概要、システムの目的、登場人物などを説明する。
[システム構成]
ネットワーク構成、サーバ構成、利用サービス、運用状況などを説明する。
図表・ログ・設定ファイルの抜粋などが含まれる。またそれらには注記があり、情報が補足される。
[問題の発生]
インシデント、脆弱性の指摘、設定ミス、攻撃の兆候などを提示する。
[追加情報]
会話文、メール文、アクセスログ、設定ファイル、図表などを提示する。
[検討内容]
担当者の議論、改善案、対策案などを示す。

「2. 設問の構成ルール」
設問は 4〜5 問作成すること。
回答形式は以下のいずれかとする。

・語句の選択問題
・語句の記述問題
・計算問題
・20〜40字程度の記述問題

「3. 最終出力形式」
以下の形式で出力すること。

問1 情報セキュリティ
○○に関する次の記述を読んで、設問に答えよ。

「問題文」
(背景・現状説明)
(本文)
[現状のシステム構成]
(本文+図表・ログなど)
[問題の発生]
(本文)
[追加情報]
(本文+ログ・会話など)
[検討内容]
(本文)

「設問」
設問1:
設問2:
設問3:
設問4:
設問5:

【ステップ3:画像の生成とファイルの自動出力】
問題が完成したら、直ちにコードインタープリター(Python)を起動し、以下の処理を行ってください。
Pythonの描画ライブラリ(matplotlib, Graphviz, または PILなど)を使用して、ステップ2で指定した「図表(画像)」を生成し、PNG画像として保存してください。
生成した画像(<img>タグ等で埋め込み)を含む、見出しや箇条書きで綺麗にフォーマットされた**「HTMLファイル(次回テスト用_予想問題集.html)」**を作成してください。画像をHTML内にBase64エンコードで直接埋め込んでも構いません。
ユーザーがワンクリックでダウンロードできる「HTMLファイルのリンク」のみを提示して処理を終了してください。

(2)ツールの設定
以下2点実施

・応用情報過去問のファイルの添付
R7春、R6秋、R6春のtxtファイルを読み込ませる。→本番のR7秋と比較して、予測できているか確かめるため。

 

 

 

 

 

 

 

・コードインタープリターの有効化

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上でカスタマイズ完了です。

予想問題

いざ、エージェントにメッセージ送って予想問題作ってもらいました。
結果がこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題文が短すぎる点、図が崩れている点が気になるものが出力されました。
プロンプトに工夫が足りないとは思いますが、図に関しては学習データに入れられていないの原因かも。

AIの予測ではゼロトラスト、SIEM、MFA認証など盛りだくさんでした。
答え合わせとしてR7秋の本試験をみると、選択肢の中にゼロトラストとSIEMがあり全くダメとわけではなさそう。
特にSIEMに関しては正解の選択肢でした。2点分くらいの予測ですね、、

情報技術者試験の再編

2027年度から応用と高度が再編されるようでかなり驚きました。
これから高度試験に挑戦していこうと思っていた矢先だったので、少しショックです。
2026年度が現行制度での一発勝負になってしまうのですよね。
あわよくば予想問題つくって突破しようと考えましたが、難しそうという印象。

著者について
冨岡 虎太朗

Tomioka Kotaro 2024年4月入社。
現在はAzureとAWSの案件に取り組んでいます。
保有資格:情報処理安全確保支援士、AZ-305、AWS SAP、TOEIC 865点、簿記二級

ITインフラサービス事業グループ
基盤ソリューション事業本部
テクノロジーサービス部 第二課

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