【イベントレポート】InteropTokyo2026~AIセキュリティとAI駆動開発の今を探る~

2026年6月10日〜12日に幕張メッセで開催された国内最大級のICTイベント「Interop Tokyo 2026」に参加してきました。(私は6/11に参加)
今回の私の参加テーマは2つ。AIセキュリティAI駆動開発です。生成AIの業務活用が急速に広がるなか、「AIをどう守るか」「AIでどう作るか」の両面から最新動向を掴みたい。そんな目的で会場を回ってきました。
本記事では、会場で感じた空気感や注目した展示・セッションを中心に、カジュアルにお伝えします。

会場の雰囲気

Interop Tokyoは1994年から続く歴史あるイベントで、アジア最大級のICT展示会です。今年も幕張メッセの広大なホールを使い切る規模で、ネットワーク、クラウド、サイバーセキュリティ、AI、IoT等幅広いテーマが並んでいました。
 
今年特に感じたのは、AI関連の展示が多いこと。イベント参加前は、ネットワーク機器やクラウドインフラが主役のイベントのイメージがありましたが、2026年は「AI」がほぼすべてのブースに何らかの形で絡んでいる印象でした。
業界全体がAIを前提としていることを実感します。
※会場内の様子。広々とした会場で、AIを絡めた展示が多いことがうかがえます。
 

トピック①:AIセキュリティ

AIセキュリティに関しては、主に以下の方法で情報を収集しました。
– AIセキュリティ関連の基調講演を聴講
SASE関連等、AIセキュリティに関連する企業の出展ブースを訪問

具体的にはCato Networks社様やパロアルトネットワークス社様、A10ネットワークス社様等の基調講演を聴講させていただき、各社の製品がいかにAIセキュリティに力を入れているのかを確認できました。

各セミナーを通して、AIセキュリティについて特に印象に残った点は以下の通りです。

・各社のどのAIセキュリティ製品にも、シャドーAI可視化やプロンプト内容の難読化・ブロックといった機能は共通して搭載されている
・各種AIセキュリティの中でも、エージェント向けAIセキュリティに今後力を入れていくという印象を受けた
・全機能が統合されたプラットフォームである点検知精度の高さ(Cato)オンプレ型での導入が可能等(A10)それぞれ独自の強みが存在する

また、後日Cato Networks社様は弊社オフィスを訪問いただき、さらに様々なお話を聞くことができました!
ありがとうございました!

また出展ブースにおいては、基調講演を聴講させていただいた企業の製品及びそれ以外の企業の製品についても、詳しいお話を聞くことができました。

セキュリティは、企業にとって必須でありながら、高度で専門的な知識が求められる領域です。だからこそ各社が力を入れていると感じたのが、「その専門性の壁を、いかに下げて誰でも扱えるようにするか」という点でした。具体的には、こんなアプローチが目立つと感じました。

・AIによる運用支援 :大量のアラートやログをAIが解析し「何が起きていて、次に何をすべきか」を提示してくれる
・設定・ポリシーの自動化:専門家が手作業で組んでいた複雑な設定を、テンプレート等で肩代わりしてくれる
可視化のわかりやすさ :直感的に状況を把握できるダッシュボード
・運用の集約 :複数の製品をバラバラに扱うのではなく、ひとつの画面でまとめて管理できる

現在セキュリティ製品に求められているニーズがわかり、大変勉強になりました。

 

トピック②:AI駆動開発

AI駆動開発については、セミナー聴講等を通して、最新のチームでのAI駆動開発の動向について確認してきました。

個人的にセミナー等で印象に残ったのは以下の点です。

実際のシステムをテーマに開発しないとAI駆動開発スキルは上昇しないため、実践に組み込むことが大事
・ AI駆動開発を行う前に、チームメンバのAI利用状況アセスメントは必須
バイブコーディング仕様駆動開発を何度も行き来することが、成果物の質を高めるためには必要
・ レビューも含めてすべてAI主導で実施するのがよい
・ 料金体系は、今後はサブスクリプション型ではなく、従量課金型が主流となる予想
また、AI駆動開発を行う上で、前述したようなAI(特にコーディングエージェント)に対してのAIセキュリティ対策も、企業目線であると必須と感じました。
他にも、AIを用いて脆弱性診断や運用自動化を行うツールワークフローの作成を自動化するツール等、AI駆動開発とは異なりますが、AIを用いて業務を効率化するための多種多様な製品のブースをめぐる中でそれらについて、ぜひ活用してみたいと感じました。
他にも様々な知見を得ることができ、大変刺激になりました。
また実際の案件で開発を行う際に、活かしていきたいと思います!
 

ShowNet

上記のトピック以外にも、Interopでは様々な展示やブースがあります。

特にネットワークの分野において、Interopの目玉ともいえる「ShowNet」のブースにも、少しですが立ち寄らせていただきました。

これは、Interop会場全体を支えるライブネットワークで、単なるデモではなく、最新のネットワーク機器やセキュリティ製品を実際に相互接続させて動かしているのが特徴です。

私自身は普段業務であまり実機を触ることはないのですが、エンジニアとして思わず見入ってしまう技術の結晶のような展示が多くあり、すごく面白かったです。

トポロジー図は以下の通り。大掛かりな構成となっています。

以下のようなラックが多数あり、各社の最新機器が実際に相互接続され、稼働している様は見ごたえがありました。

次年度以降に皆さんもぜひ足を運んでみてください。

まとめ

Interop Tokyo 2026を通じて感じたのは、AIがITインフラ・開発プロセス・セキュリティのすべてに浸透するフェーズに入ったということです。
そしてAIを適切に扱うには、日々の業務で活用することはもちろん、Interopのような最新の製品・機器が集まるイベントに定期的に参加し、自身の足で最新情報やトレンドを集めることが重要だと感じました。
最後に今回特に重点的に見ていたトピックについてのまとめです。
AIセキュリティ:AI活用のための必須基盤で、AIを活用する全企業が最新情報の理解や検討が必須
AI駆動開発:開発の生産性を大きく変える存在。だがAIセキュリティと組み合わせて、適切なガバナンスと組み合わせて推進していく必要がある
 
参加出来てよかったと思えるような、学びや刺激を与えてくれるイベントでした!
また来年度も時間を見つけてぜひ参加してみたいと思います。
以上がイベントレポートになります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
629(月)10 〜724(金)17にかけて、今年度のアーカイブ配信もあるようなので、
興味を持たれた方は是非ご確認ください
Interop Tokyo 2026
著者について

最近CatoクラウドのAIセキュリティ周りについて、重点的に取り組んでいます!
またAWSもよく触り、主にクラウドネイティブ開発に取り組んでいます

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