SCSK LifeKeeper担当 池田です。
HAクラスタウェアには、様々な製品が巷にあふれています。
その中からどの製品を選定したら良いかという点は、皆さんの悩みどころかと思います。
SCSKでは様々なHAクラスタウェアの構築実績がありますが、その豊富な経験をもとに、いくつかのHAクラスタウェア製品とLifeKeeperとの機能の比較をしてみようと思います。
HAクラスタウェア製品の機能比較
HAクラスタウェア製品とLifeKeeperとを機能の違いで評価してみました。
機能 | LifeKeeper | A社製 | B社製 | 備考 |
価格 | – | – | – | 構成により異なる為、記載を控えます |
対応アプリケーション | ◎ 主要ミドルウェア用有償オプション製品有。その他のミドルウェアもQSP(QuickServerProtection)やGenericARKで容易に対応可 |
〇 DBなど一部主要ミドルウェアに対応したオプション製品有。ただしほとんどがスクリプト作成が必要 |
△ スクリプト作成が必須 |
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SLA | 〇 99.99%のフォールトレジリエンス稼働レベル |
〇 99.99%のフォールトレジリエンス稼働レベル |
〇 99.99%のフォールトレジリエンス稼働レベル |
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構成の自由度 | ◎ オンプレミス、仮想(vSphere)、パブリッククラウド対応のオプション製品有 |
△ 手組のスクリプト作成が必要 |
△ 手組のスクリプト作成が必要 |
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対応OS | ◎ Redhat Enterprise Linux Windows Server SUSE Linux Oracle Linux CentOS など多数 |
◎ Redhat Enterprise Linux Windows Server SUSE Linux Oracle Linux CentOS Ubuntu など多数 |
△ 特定のOSに限定 |
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サポート | ◎ 24265 日本語サポート有 |
◎ 24365日本語サポート有 |
△ 英語サポートのみ |
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運用 | ◎ 管理GUIで表示が判りやすい 手動での系切り替えも用意 |
◎ 管理GUIはあるが、慣れが必要 |
△ 管理GUIはあるが、どちらがActiveサーバなのか判りづらい |
HAクラスタウェア製品は、20年以上前から存在していますので、製品によってそれ程大きな機能の差異はないのではと言われることが多いですが、上記の表のように実はLifeKeeperは優秀な製品なのです!
「SCSKはLifeKeeperを扱っているから評価が高いだけでしょ」という声も聞こえてきそうですが、冒頭にも書かせていただいた通り、SCSKではこれまで様々なHAクラスタウェアを設計、構築してきましたが、その経験から申し上げてもLifeKeeperは、非常にバランスの取れた製品であると感じています。
様々なアプリケーションに対応したオプション製品がメーカーから用意されていて、管理GUIの視認性が良く、どちらのサーバがアクティブになっているか、手動でスイッチオーバが必要な際にも、直感的な操作で実施できるため、運用性の高い製品となっています。
HAクラスタウェアを選定する際のご参考にしていただけると幸いです。
まとめ
今回は、HAクラスタウェアの製品比較をしてみました。大人の事情で製品名を書けず申し訳ありませんが、LifeKeeperの良さが少しでも伝わればと思います。
LifeKeeperについて、詳しい内容をお知りになりたいかたは、以下のバナーからSCSK LifeKeeper公式サイトまで