本記事は 夏休みクラウド自由研究 8/28付の記事です。 |
こんにちは、SCSK株式会社の小寺崇仁です。
以前投稿したZabbixとChatGPTを連携してみた(メディアタイプ編)をカスタマイズしてAmazon Bedrockと連携したいと思います。
事前準備
Zabbix | 6.x | 6系以上のZabbixが必要です。 |
AWS アクセスキー | yyyyyyyy | |
AWS アクセスキー | zzzzzzzzz |
Amazon Bedrockの設定
Amazon Bedrockで使用できるAIモデルはデフォルトで無効になっており、アクセス許可設定が必要です。
AWSマネジメントコンソールから「Amazon Bedrock」->「Bedrock configurations」->「モデルアクセス」を開き使用したいモデルの「アクセスをリクエスト」します。
今回は「Titan Text G1 – Express」を使用します。
スクリプトの作成
メディアタイプのタブ
項目 | 値 | 補足 |
---|---|---|
名前 | 任意 | |
範囲 | 手動イベント処理 | |
タイプ | スクリプト | |
次で実行 | Zabbixサーバー | |
コマンド | 次に記載 | |
ホストグループ | すべて | |
ユーザーグループ | すべて | |
必要なホストへのアクセス権 | 表示のみ |
スクリプト
export aws_access_key_id=YYYYYYYYYYYYY export aws_secret_access_key=ZZZZZZZZZZ export region=ap-northeast-1 export service=bedrock export model_id=amazon.titan-text-express-v1 curl -s "https://bedrock-runtime.${region}.amazonaws.com/model/${model_id}/invoke" \ --aws-sigv4 "aws:amz:${region}:${service}" \ --user "${aws_access_key_id}:${aws_secret_access_key}" \ -H "Content-Type: application/json" \ -X POST \ --data '{ "inputText": "次のログの対応方法を教えてください。\n{ITEM.VALUE}" }'| jq '.results[0].outputText' | sed 's/\\n/\'$'\n/g'
実行イメージ
ログを受信する
障害画面からスクリプトを実行する
Amazon Bedrockからの回答が表示される
最後に
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