1. はじめに
こんにちは。SCSK志村です。
Azure Monitor AgentでVMのカスタムログを収集する際、以下のようにフォルダでワイルドカード指定をしたいことがあると思います。
C:\bat\log**.log
従来、Azure Monitor Agentではフォルダに対するワイルドカード指定はできない認識でしたが、公式サイトを確認したところ
「ファイルの一つ上の階層のフォルダレベルではワイルドカード指定が可能」と記載されていました。

| 設定 | 説明 |
|---|---|
| ファイル パターン | ローカルディスク上のログファイルの場所と名前を指定します。新しい名前で毎日ファイルが作成される場合など、異なるファイル名にはワイルドカードを使用します。複数のファイルパターンをカンマで区切って入力できます。ファイル名にはワイルドカードを使用でき、ファイル名の一つ上のレベルのフォルダー名のみワイルドカード指定が可能です。
例: |
現時点でのドキュメントの更新日は2025年4月30日となっています。
公式サイトの該当ページの前バージョンも確認しましたが、フォルダのワイルドカード指定の記述はありませんでした。
※ファイルのワイルドカード指定は以前から可能でした
前バージョンの更新日は2024年11月14日ですので、このタイミング以降に機能が追加されたと考えられます。
(2025年12月に公開情報へ追記されたとの情報もありました。ドキュメント更新日の記載とは一致しませんが、直近の更新のようです。)
<2024年11月14日バージョンの記載>
公式サイトに記載されている通り、実際に検証を行いました。
2. フォルダのワイルドカード指定の検証
データソースの指定で、「.txt」というカスタムテキストファイルと、その一つ上の階層のフォルダを「*」で指定します。
また、対応する Azure Log Analytics Workspaces にテーブル「log_test_01_CL」を作成しておきます。
サーバ上で下記ファイルを更新しました。
C:\logtest\test01\test01.txt
Log Analytics を確認したところ、対象ファイルが取得できていることを確認できました。
簡単な確認ではありますが、フォルダのワイルドカード指定が可能であることを確認できました。
3. まとめ
Azure Monitor Agent のカスタムテキストファイル収集にて、フォルダのワイルドカード指定が可能になりました。
複数フォルダにまたがるテキストファイルを収集する設定が簡単になり、とても便利なアップデートですね。
なお、ワイルドカードの使用はファイル名の一つ上のレベルのフォルダ名のみで可能であることにご注意ください。
この記事が、Azure におけるカスタムログファイル収集の設計のご参考になれば幸いです。




