こんにちは、SCSK 池田です。
近年、「SDGs」「ESG」という言葉をよく耳にしますが、実は、ITシステムの「止まらなさ」が、これらのキーワードと深く関わっているんです。
ESG(イーエスジー)=その社会を作るための「企業の取り組み方」
つまり、SDGsは「どんな社会にしたいか」の大きな目標。ESGは「企業として何をするか」の具体的な行動指針です。
このESGの取り組みを評価する「ESG投資」が世界的に広がっています。お金を運用する投資家たちが、「環境に配慮していて、社会に貢献し、きちんとした仕組みで動いている企業」に投資先を絞るようになったのです。
そして今、そうした投資家の目が「ITシステムの信頼性」に向かっていること、ご存じでしょうか?
SDGsとESG、そして「お金の流れ」の関係
まず、三つの言葉を簡単に整理しましょう。
| 言葉 | 何を指すか | イメージ |
| SDGs | 世界が目指すべき未来(17の目標) | 「こんな社会にしよう!」という夢 |
| ESG | 企業が実践すべき取り組み | その夢を叶える「企業の行動リスト」 |
| ESG投資 | 投資家が選ぶ「良い企業」の基準 | お金が集まる企業・集まらない企業が決まる |
具体的にはこう動きます
- 企業が「環境に優しく・社会に配慮して・きちんとした管理をする」
- その取り組みを評価してスコアがつく(有名な評価会社:MSCI、Sustainalyticsなど)
- スコアが高い企業に投資家がお金を集める
- その結果、資金調達がしやすくなり、企業価値が上がる
つまり、ESGの取り組み=企業の存亡に関わる時代になったのです。
なぜ「ITの止まらなさ」が重要になったのか
「ITシステムが止まる」とき、あなたの会社はどうなりますか?
- ネットショップから買い物ができなくなる
- 工場の生産管理がストップする
- 病院の予約・診療記録が見られなくなる
- 銀行の送金ができなくなる
これらは「会社の問題」だけではありません。社会の問題になっています。
実際に起きた事例
| 業界 | 起きたこと | 影響 |
| 航空 | 予約システム障害 | 全便欠航、数万人の足止め |
| 医療 | 電子カルテ障害 | 診療停止、救急患者の受け入れ不可 |
| 金融 | 振込システム停止 | 企業の資金繰りに支障 |
| 物流 | 配送管理システム停止 | 食品・医薬品の供給停滞 |
こうしたトラブルが続くと、会社の信頼だけでなく、投資家からの評価も下がります。なぜなら「社会に多大な影響を与えるシステムを、きちんと管理できていない」と判断されるからです。
「止まらないIT」が社会と会社を救う3つの理由
ITシステムを「止まらない」状態に保つ技術を「HA(ハイアベイラビリティ)」といいます。この投資が、SDGs・ESGにどうつながるか見ていきましょう。
① 環境への負担を減らせる
システムが止まると、急いで対応するための無駄が生まれます。
・代替の場所で別システムを動かす
・従業員が緊急で出社し、車・電車を利用
これらは予期せぬエネルギーと資源の浪費です。
止まらないシステムにしておくと、こうした無駄を防げます。
② 社会への影響を最小化できる
システムが止まらないことで、守られるものがあります。
| 誰が救われるか | どう守られるか | SDGsの目標 |
| お客様 | サービスをずっと使える | 安全で快適な暮らし |
| 従業員 | 安定して働き続けられる | 働きがいある社会 |
| 取引先 | 支払い・納品が滞らない | 経済の安定 |
| 地域社会 | インフラが維持される | 住みやすいまち |
③ きちんとした管理を示せる
投資家や監査役から「ITの管理はどうなっている?」と聞かれたとき、あなたは答えられますか?
「システムは99.99%の確率で動いています」
「障害が起きても5分で復旧します」
「過去1年間の停止時間は〇〇時間です」
こうした「数字で示せる信頼」が、投資家からの評価を上げ、資金調達を有利にします。
「止まらないIT」投資、見えないメリットも大きい
HAへの投資の効果は、実は「止まらない」以上にあります。
| 効果の種類 | どう役立つか |
| 評価が上がる | ESGの評価スコアが良くなり、新しい投資家が集まる |
| 借りやすくなる | 銀行や債券市場で、金利の有利な条件を得やすい |
| 買ってもらいやすくなる | 他社から買収される際、高く評価される(ITの成熟度が加点対象) |
| パートナーに選ばれる | 取引先から「信頼できる相手」として選ばれやすい |
| 報告が楽になる | ESG報告書に「ITの取り組み」として具体的に書ける |
要するに、「止まらないIT」は、お金を集めやすくする投資でもあるのです。
LifeKeeperでできること
「止まらないシステム」にしたい。でも、専門知識がない……。
サイオステクノロジー社のLifeKeeper(ライフキーパー)は、そんなお悩みに答えます。
できること・簡単にまとめると
| 機能 | 経営者にとってのメリット |
| 障害を早く発見し、正常なサーバに切り替える | 社会影響・評価損害を最小限に抑えることができる |
| 様々なミドルウェア専用のオプション製品が予め用意されている | メーカー検証済みのオプション製品利用による、不具合リスクの低減 |
| 管理コンソールが解り易い | 運用費用の削減と、属人化の低減による、離職リスク低減 |
| オンプレ、仮想環境、クラウドでも動作する | 将来的なクラウドリフトにも対応可能なため、柔軟な対応が可能 |
| 社会インフラ企業で実績あり | 金融・医療・公共・製造など、厳しい現場で使われている |
まとめ
「SDGs」「ESG」は遠い世界の話ではありません。
「ITが止まらない」ことで、社会に貢献し、投資家に評価され、会社の価値を守る──これが今の時代のESGの一つなのです。
LifeKeeperは、技術的な複雑さをバックグラウンドに隠し、経営者が「社会・投資家・従業員に約束した通りの信頼」を提供できる環境を整えます。
「止まらない」は、もうコストではありません。社会と会社の未来への、投資です。

