受賞者リレーインタビュー!第5弾:福地 孝哉さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第5弾は、「2025 Japan AWS Top Engineers」 を受賞された福地 孝哉(ふくち たかや)さん。

Japan AWS Top Engineers は、特定の AWS 認定資格を持ち、AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動を行っている方、または技術力を発揮した重要な活動や成果がある方が選出されるプログラムです。

日々どのようにAWSと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、畑さんのこれまでの経歴やAWSへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

2025 Japan AWS Top Engineers
所属:エンジニアリング革新本部エンジニアリング革新推進部
氏名:福地 孝哉
 
【自己紹介】
現在“技術戦略本部デジタル推進部“に所属し、AIを活用したシステム開発を全社に定着させるための取り組みを行っています。先端技術の調査・研究や技術支援を通じて、AI駆動開発の推進を担当しています。あわせて、AWS上で稼働する自社サービスの開発品質および生産性の向上に取り組んでいます。
 

本編

AWSエンジニアになった背景を教えてください。

学生時代はIT技術未経験でしたが、就職活動時のOB訪問がAWSに興味を持つ最初のきっかけでした。当時は社会全体でリモートワークが急速に広がり、オンプレミスからクラウドへの移行が加速した時期でもあり、OBの方から仮想化技術を基盤として提供されているAWSが、今後のIT基盤において重要な役割を担っていくことを教えていただきました。社会やビジネスの変化に即応できる点に大きな可能性を感じました。入社後は、AWS社講師による新人研修を通じて、Amazonのイノベーション文化から生まれたAWSのパワフルさとスピーディーさを学びました。AIを活用した判定システムを短時間で構築するデモを体験し、アイデアを素早く形にできるAWSならではのものづくりの楽しさも実感しました。加えて、活発なAWSコミュニティ(JAWS-UG)や初心者向けの教材が充実している点も、AWSの世界に踏み出す後押しとなりました。

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

変化の激しい時代においても、技術を追い続けながらその本質を正しく理解することを大切にしています。AI時代に入り、技術進化のスピードは加速しています。その中で価値を提供し続けるため、日々の学習と情報収集を欠かさず、AWSの「What’s New」などを通じて最新のサービス動向を把握し、社内で週次の情報発信を行っています。また、Amazonのリーダーシップ・プリンシパルの一つである「Dive Deep」の精神も大切にしています。AWSは高い抽象化によって利便性を実現している一方、内部挙動の理解が重要になる場面も少なくありません。私は表面的な理解にとどまらず、実際に検証を重ねて本質を理解することを重視しています。ECSの挙動を深く調査し、公式ドキュメントの改善に貢献した経験もその一例です。今後も技術に真摯に向き合い、仲間やお客様から信頼されるエンジニアであり続けたいと考えています。
https://www.aboutamazon.jp/about-us/leadership-principles

この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

AWSを使った成功/失敗の体験を個人の経験に留めず、再現可能な形で広く共有することに取り組んでいます。特に案件を通じて得たサーバレス設計の知見を整理し、ガイドライン化や登壇を通じて展開することで、社内外で活用できる状態を整えてきました。若手エンジニアの技術力の底上げを目的とした育成施策に加え、AWSへの理解を深めるためGameDayを開催し、実践を通じて学べる環境づくりを進めてきました。これらの活動を通じて、「組織内外でAWSを使いこなせる人を増やす」ことを目指し、継続的にチャレンジしています。

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

これまで関わってくださったお客様プロジェクトメンバー皆様と共に積み重ねてきた取り組みが評価された結果であり、深く感謝しています。個人としての受賞ではありますが、多くの方々との協働なくして成し得なかった成果であり、自身のキャリアにおいても自信となりました。現在はクラウドを取り扱う部署から異動していますが、引き続きAWSで培った知見を活かし、チーム内外問わずアーキテクチャ改善等の相談を受ける機会が増えています。受賞をきっかけに、技術面に加えて、より幅広い役割を期待されるようになったと感じています。また、社外への発信活動が目に留まり、出身大学での講義において講演の機会をいただくなど、次世代に働く価値観キャリア技術の面白さを伝える場にも関わるようになりました。今後はこうした経験で得た知見や繋がりを組織に還元し、社会全体のさらなる価値向上に貢献していきたいと考えています。

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

チームとして「AI駆動開発」の実践現場への定着を進めていきます。弊社の技術ビジョン2030に掲げられている「AI駆動型開発適用100%適用」は、単なるツール導入にとどまらず、設計・実装・テスト・運用までを含めた開発プロセス全体(SDLC)の変革だと捉えています。AIエージェントを活用しながら、プロジェクトでの適用結果や成功事例を共有し、情報発信を通じた啓蒙活動にも取り組み、AIを前提とした開発文化を組織全体に根付かせていきたいと考えています。
https://www.scsk.jp/sp/technology_strategy/scsk_techstrategy.html

前回のリレーインタビューでの畑 健治さんから 福地さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします

福地さんはいわゆる現場部隊からコーポレート部隊へ異動されたとお伺いしていますが、異動に伴い自身の意識や取り組みとして特に変化したことがあれば教えてください。

以前は目の前のお客様への貢献が中心でしたが、現在はハブとして様々なプロジェクトに関与しながら、その取り組みをいかに横展開できるか、組織として持続可能な形にできるかをより意識するようになりました。AIをはじめとした技術をいち早く試せる環境を活かし、実際に手を動かしたり、多くの部署を通じて得られた知見を整備することで、現場で実践的に活用できる形に落とし込むことを大切にしています。

次のインタビューは AWS Top Engineers の「安彦 洋樹」さんです!安彦さんにお聞きしたいことはありますか?

安彦さんはプレイングマネージャーとして技術の最前線に立ちながら、メンバーを育てていくことにも力を注がれていると思います!

日頃メンバーと接するうえで工夫されていることや、大事にしていることがあればぜひお聞かせください!

福地 孝哉さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

私たちは、クラウドをはじめとした技術を強みに、お客様やパートナーの皆さまと価値創出に取り組んでいます。技術を楽しみながら、ぜひ一緒に未来を創っていきましょう。

 


次回インタビューは、2025 Japan AWS Top Engineers を受賞された 安彦 洋樹(あびこ  ひろき)さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!

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