TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。
第8弾は、「2025 Japan AWS Ambassadors」 を受賞された木澤 朋隆(きざわ ともたか)さん。
日々どのようにAWSと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。
本インタビューでは、木澤さんのこれまでの経歴やAWSへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。
- プロフィール
- 本編
- AWSエンジニアになった背景を教えてください。
- エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?
- この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。
- 受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?
- 今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。
- 前回のリレーインタビューでの貝塚 広行さんから 木澤さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします
- 次のインタビューは AWS Ambassador の「岩川 省吾」さんです!岩川さんにお聞きしたいことはありますか?
- 最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!
プロフィール
本編
AWSエンジニアになった背景を教えてください。
そんな中、2013年に新聞社や大学のWebサイト開発案件を担当した際、AWSに初めて触れることになりました。CDN(Amazon CloudFront)やAuto Scalingの機能を用いて、全世界に高可用性かつ伸縮自在なWebサイトを容易に構築でき、しかも長期間安定稼働する点に強い感銘を受けました。
当時の部署でもやりがいを感じていましたが、将来のインフラエンジニアとしてのキャリアを見据え、2016年に社内の人材公募制度を利用して現在の部署へ異動し、今に至ります。
エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?
一つ目は「人と人とのつながり(コミュニティ)を大切にすること」です。2016年に異動した頃から、興味のあったAWSやIoT関連の社外コミュニティに参加し始めましたが、そこでエンジニア同士が活発にコミュニケーションしている光景に大きな刺激を受けました。
社内でも同様な自由闊達なコミュニケーションできれば、会社全体の潜在能力をさらに引き出せるのではないかと考え、コミュニティ形成の取り組みを始めました。こうして培った社内外の人脈が、私の仕事の大きな原動力となっています。
二つ目は「積極的な情報発信と分かりやすい説明を心がけること」です。私自身も、業務で困った際に外部のブログ記事などに助けられたことが幾度となくあり、恩返しと思いアウトプットを始めました。すべての技術に精通している人はいませんし、誰もが最初は初心者なので、できる限り丁寧で分かりやすい情報発信を常に意識しています。
この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。
エンジニアがいきいきと活躍し、自律的にキャリアを切り拓いていけるような文化の醸成を目指し、社内勉強会やエンジニアブログの立ち上げなど、情報発信の場の提供とコミュニティ形成に力を入れてきました。
社内勉強会の立ち上げは2017年に開始し、当初は周囲を巻き込むことに苦労しましたが、今では若手を中心とした仲間が自主的に運営するまでに成長しました。また、TechHarmonyエンジニアブログにおいても初期は記事数が少なく苦戦しましたが、社内コミュニティの仲間に声をかけて寄稿を募ることで、徐々に活発な発信の場へと発展させることができました。
この時の苦労が現在では成果となって表れてきていると感じています。
受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?
最近は案件に直接関わる機会が減り、実際に手を動かす場面が少なくなってきています。最新のサービスをキャッチアップするのは容易ではありませんが、できる限り手を動かして技術を習得し、積極的に、そしてわかりやすく情報発信するよう努めています。
また私はAWS Summit Japanへの出展など、当社のAWSビジネスのプロモーションを率いる立場でもあります。その名に恥じぬよう、技術とビジネスの両面で視座を高めていきたいと考えています。
今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。
クラウドは今やあらゆるシステム開発の基盤であり、アプリケーション開発とも不可分な存在です。しかし、TechHarmonyエンジニアブログでの情報発信は、まだ基盤系の部署に偏っているのが現状です。
一方で、近年はAIの進化も著しく、クラウドとAI技術はますます密接に結びついています。今後はAI分野についても、TechHarmonyならではの草の根的な取り組みでさらに活性化させていきたいと考えています。
最近では、自身の受賞よりも、当社から新たな表彰者が輩出されることに大きなやりがいを感じるようになりました。「クラウドとAIに強いSCSK」の実現を目指し、今後もTechHarmonyブログの運営などを通じて、多くの挑戦者や表彰者が生まれる環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。
前回のリレーインタビューでの貝塚 広行さんから 木澤さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします
特に好きなサービスは、Web配信を支えるネットワーク技術です。昔は自宅サーバーで独自ドメインのWebサイトを運営しながら腕を磨いていましたが、今ではクラウド技術のおかげで、そうしたことも手軽に実現できるようになりました。
Amazon CloudFrontによるグローバルな配信によって、Webシステムが世界中どこからでも安定して利用できるようになりユーザー体験も向上します。
それをシンプルな設定だけで誰でも実現できるのがAWSの大きな魅力だと感じていますし、ノウハウはTechHarmonyサイトの運営にも活かしています。
一方でクラウドによる抽象化が進んだことで、ネットワークやシステムの本質を深く理解している技術者がますます貴重になっているとも感じます。
こうした知識や技術を次の世代へ繋いでいくことも、自分の役割の一つだと思うようになりました。
またサーバレス技術も大好きで、Lambdaのコードもよく書いています。内部の仕組みを理解すればするほど、その面白さが増していく分野です。
今後力を入れたい技術領域としては、クラウドにおけるデータ分析・活用の分野です。クラウドに蓄積したデータを十分に活用できているユーザーはまだ多くないと感じており、Amazon Athenaのような分析基盤系サービスや、SnowflakeなどのSaaSにも注目しています。これらの技術は、ビジネス課題の見える化や解決に大きく貢献できるポテンシャルを秘めていると考えています。
次のインタビューは AWS Ambassador の「岩川 省吾」さんです!岩川さんにお聞きしたいことはありますか?
岩川さん、2025 OCI Top Partner Engineers受賞おめでとうございます!
岩川さんは昔からOracle Dataabaseに詳しく、私が担当した以前の案件でも支援いただきました。その際はありがとうございました。
なお昨年度の大規模なOCI案件でもPMとして成功に導いたと伺いました。
そこで改めて質問です。他のクラウドと比較してのOCIの強みや、特に岩川さんが好きなOCIサービスについて教えて下さい。よろしくお願いします。
木澤 朋隆さん、ありがとうございました!
最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!
次回インタビューは、2025 OCI Top Partner Engineers を受賞された 岩川 省吾(いわかわ しょうご)さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!





記事をご覧いただき、ありがとうございます。
TechHarmonyエンジニアブログでは、これからも当社クラウドエンジニアによって「クラウドとAIに強いSCSK」を目指し、さまざまな情報発信に取り組んでまいります。
今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。