AWSのGatewayは多すぎる?Azureと比較して整理

AWS を学んでいて、思わずGatewayと名の付くサービス多くないか?と感じたことがありました。
Direct Connect Gateway、Transit Gateway、API Gateway、NAT Gateway、ゲートウェイ型 VPC エンドポイントなど。
AWS SAP(Solutions Architect Professional)の勉強中に混乱したのが正直なところです。

AWSのGateway系サービスを主題に、Azureとの比較を通して役割を整理しました。
AWSを主に扱っている方には、Azureと比べることでGatewayと名の付くサービスの多さを感じてもらいたいです。

Gatewayとは

一般的なIT用語としてのゲートウェイは、異なるプロトコル間の通信を中継する仕組みを指します。
ネットサーフィンしてると、ゲートウェイを解説するSCSKのサイトを見つけました。

一方、AWSにおいてのGatewayは、必ずしもプロトコル変換を行うわけではなく、
「ネットワーク境界の入口」くらいの意味で使われていそうです。(※個人の意見)

比較表

AWSのサービスとAzureを比較しました。
一対一対応ではないですが、概念的に近いサービスをまとめてます。

AWSサービス AWSサービスの概要 Azureサービス
Direct Connect オンプレ環境からAWSへ専用線ネットワークを提供 ExpressRoute
Direct Connect Gateway Direct Connect接続を複数のリージョンのVPCで共有 ExpressRoute Global Reach
Transit Gateway  複数のVPC間・オンプレ間のルーティングを集中管理 Virtual WAN
Site-to-Site VPN  オンプレ環境や他クラウドのネットワークとAWSの通信をIPSecを使用しセキュアに通信 Azure VPN Gateway
ゲートウェイ型 VPC エンドポイント S3とDynamoDBなどが対象のエンドポイント Azure Vnet Service Endpoint
インターフェイス型 VPC エンドポイント 多くのサービスが対象でプライベート接続を行う際のエンドポイント Private Endpoint
API Gateway REST/HTTP/WebSocket API のフロントドア API Management
AWS NAT Gateway プライベートサブネット内のインスタンスからインターネットへの接続 Azure Nat Gateway

 

おまけ

よくでる構成図

AWS SAPでよく出てくるDirect ConnectとTransit Gatewayの簡易的な構成図を作ってみました。
組み合わせで出題されてたイメージで、印象に残ってます。

 

 

 

 

 

 

 

AzureもNAT Gatwayが必須に

Azure Nat Gatewayについて。
AzureではこれまでNAT Gatewayを作成しなくてもインターネット通信が可能であり、便利だなと思ってました。
自動で azure-default-snat なるものが作成されていたようです。
詳しくはこちら

しかし廃止となり、2025年10月以降にはAzure NatGateway等の明示的なアウトバウンド構成が推奨されたようです。

AWSの勉強してて驚いたAzureニュースでした。

 

参考文献
著者について
冨岡 虎太朗

2024年4月入社。
現在はAzureとAWSの案件に取り組んでいます。
保有資格:情報処理安全確保支援士、簿記二級、TOEIC 865点、AZ-305、AWS SAP

ITインフラサービス事業グループ
基盤ソリューション事業本部
テクノロジーサービス部 第二課

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