Cato Circle 第1回イベント開催報告

2025年7月に Catoクラウドのユーザーコミュニティ(ユーザ交流会、ユーザ会)「Cato Circle(ケイトサークル)」の発足についての記事を掲載しましたが、今回は 9月18日に開催した初回イベントの記事となります。

Catoクラウド ユーザーコミュニティ「Cato Circle(ケイトサークル)」を発足しました – TechHarmony

Cato Circle

 

参加いただいたお客様の声

イベント内容のご紹介より先に Cato Circle 初回イベントに参加いただいたお客の声、実際のアンケートのフリーコメントを記載します(お客様が特定できるコメントについては除外させていただきました)

  • この度はご招待いただき本当にありがとうございました。貴重なお話をお伺いできる場をご提供いただき感謝申し上げます。とても有意義な時間でした。Cato様より最新の情報やこれからのロードマップをお伺いでき、今後弊社内での方向性を検討するのにとても参考になりました。またCatoを導入されている各社様の生の声を聴くことができ、多くのことに気づかされたり、共感できるところも多く、とても勇気づけられました。SCSK様の技術担当の方ともお話させていただきとても勉強になりました。またブログはいつも本当に参考にさせていただいておりますので、これからも様々なCato関連の情報をご提供いただけると幸いです。
  • Catoの実ユーザーの方の事例が聞けてとてもよかったです。どこの会社様も同じような経験をされているのだなと、心強く感じました。システム管理部門の方が集まったことで、Catoのお話から発展して各社のシステムの導入状況や運用体制などもお話できてとても参考になりました。Cato社の方から直接ロードマップなどお話いただく機会もありそれもとてもよかったです。直接お会いできたことで身近にも感じられましたし、これからのアップデートも楽しみです。Catoの今後の活用について想像できる機会にもなりましたので、次回の開催がありましたらまた参加したいです。
  • CATOユーザ同士での情報交換は大変有意義でした。CATO以外のセキュリティ関連の利用状況等(もちろん、CATOとのすみ分け等の情報についても)、興味深い情報交換が出来て充実したユーザ会となりました。次回も是非参加させていただきます。ありがとうございました。
  • お会いした各社それぞれの導入状況や課題など幅広く聞くことができて大変有意義な会でした。是非、第二回目が開催されることを期待しております。
  • 他社と情報交換できる機会ができて大変有意義でした。ぜひとも今後も定期的に開催いただけると幸いです。
  • 他社様の状況を知ることができ、大変有意義な機会となりました。ありがとうございます。
  • 今後またぜひこういった機会があれば参加させていただけますと幸いです。
  • 各社のオプションの導入状況が分かり、参考になりました(自社も標準的だと分かり、安心した)。
  • 現在PoCを進めている中で、他企業様の具体的な事例を直接伺うことができ、大変有意義な機会となりました。導入・運用の実態に即した事例は理解を深めるうえで非常に参考となり、本番導入に向けた課題の整理にも大いに役立てられると感じております。
  • セキュリティに関わる部分なので、こういった情報をどこまで共有できるのかは難しいところですが、各社、どのくらいの規模感や国で運用されているのかなど、事前情報として紙一枚あったりするともう少しユーザー間でのコミュニケーションも取りやすいのではないかと感じました。
  • 今回のユーザー会はとても有意義でした。参加させていただいた中で思ったことは、同じ悩みを持つ他社とのマッチング・グループディスカッションがあると良いと思いました。グループディスカッションの中にCato又はSCSKの方が入り、悩みに対して答えや閃きを回答できると更にいいですね。年,半年に1回くらいあると嬉しいです。
  • パネルディスカッションで参加者からのQAなどのコーナーがあった方が良かったと感じました。
  • 他社様での運用状況などもお話が聞けて参考になりました。(パネルディスカッションも、もう少し時間があると良かったです)
  • パネルディスカッションの時間をもう少し長く確保してあるとありがたいです。ネットワーキングの時間も、運用の面や設定について等話が伺えたため、非常に良かったです。
  • 思った以上に良いイベントでした。事例紹介やディスカッションなど、実際のユーザの声をきくことができて興味深かったです。
    ありがとうございました。
  • 個人的には開催規模もちょうどいいと感じました。規模が大きすぎると情報過多になってしまうケースがあり、欲しい情報が埋もれてしまう場合もありますので。
  • Cato Circleを開催いただきまして、ありがとうございました。CATOユーザー企業様やCATO社様とも様々なお話ができて、学びの多い有意義な1日を過ごすことができました。これからも情報交換させていただき、より良くCATOを活用し、CATO仲間も増やし盛り上げていきたいと思います。

皆さん、アンケートありがとうございました。いただいた意見をもとに、次回はさらに良いイベントにしたいと思います。

フリーコメントから、Cato Circleがどのようなイベントであったかはご理解いただけたのではないかと思います。

 

Cato Circleイベント内容

Cato Circle

さてイベント内容ですが、会場は当社八重洲 SCSK LINK SQUAREで、20社以上のお客様に参加いただきました。

Cato Circle 開催の挨拶後、Cato Networks株式会社(アジア太平洋地域フィールドCTO 金子 春信氏)より、Catoクラウドの最新トピックおよびロードマップの説明を行っていただきました。
特に、日本から要望の多い APNIC(JPNIC)問題IPv6(IPoE)対応日本独自のIDaaSサービス連携などの対応状況から始まり、今後のCatoクラウドのロードマップの説明があり、皆さんの興味を引いていました。

その後、Catoご利用企業(4社)から、それぞれの導入事例についてご講演をいただきました。
内容としては、会社紹介から、Catoクラウド採用/導入に至った背景(課題)・経緯、導入時のトラブルや解決方法・工夫したこと、有効な活用方法、これでまで発生した障害やトラブル、Catoおよび当社への改善/要望事項 などをご話いただきました。
参加の皆さんが、最も興味を引いたプログラムだったと思います。
プレゼン内容は、もちろん録音録画不可で、その場限りの非常に貴重な講演となりました。

そして、講演いただいた4社と、Cato社、SCSKで、パネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションのテーマ(お題)ついては、事前に Cato Circle お申し込み時に「他の利用企業へ聞きたいこと」を事前にお聞きしておりましたので質問が多い順に、事前に10個ほどテーマをピックアップし、それぞれについてディスカッションを実施しました。しかし、残念ながら Cato Circle 初回開催ということもあり、スケジュール計画があまく、時間がかなり押していたため、ディスカッション時間が当初予定より大幅に短縮してしまい、もっと話を聞きたかったのお客様が殆どではないかと思います(大変申し訳ないです)

パネルディスカッションの後、少しだけ当社マネージドサービスをご紹介させていただきました。時間の都合上、当社独自のCato AIチャットボットの活用方法の説明ができず残念でしたが、月次報告書のレポート内容について簡単にご紹介させていただきました。

その後、18時から懇親会(軽食、アルコールあり)を行い、参加者の皆さんでネットワーキングを行っていただきました。
お客様同士で、Catoで利用されているオプションや機能(Backhaulingなど)、設定内容、中国・ベトナムなど海外展開における不安事を実際導入されているお客様へ相談されたり、また、Catoに限らず様々な話をされたとお聞きしました。

お帰りの際に「期待していた以上によかったです」「またぜひ開催してください」など嬉しい言葉をたくさんいただきました。
一方で、スケジュール(パネルディスカッションが短い)や段取り、会場セッティング等々、様々な面で多くの不備がありましたが、第1回ということで、何卒ご理解、ご容赦いただけると幸いです。

何よりも数年前から多くのお客様から「Cato利用者同士で会話ができる場を設けて欲しい」と言うご要望にやっとお応えできたのがもっとも良かったことになります。

 

次回開催に向けて

今回の Cato Circle のアンケート結果から、次回(第2回) Cato Circle について検討を開始しています。

北海道から九州までお客様がいらっしゃるので、東京以外でのイベント開催のご要望、イベント規模(参加人数・時間含め)をもっと大きくして欲しい(時間を長くして欲しい)という声と、逆に人数(規模)を少なくして欲しいと言う声もありました。開催頻度は年に1回、半年に1回の希望が多くあり、フリーコメントにあったようにグループディスカッションの希望も多くいただいております。

Cato Circle アイシングクッキー

 Cato Socket X1500 と PoP の特注アイシングクッキー(Cato Network社からの差し入れ)

次回イベントは、今回と同じく当社(SCSK)主催するのか、あるいは Cato Networks社が主催するのか、から検討します。
Cato Networks社(Japan)で、お客様が参加できるイベントを開催するのであれば、Catoクラウドの最新トピックや機能紹介、ロードマップ説明は、そちらで実施できると思います。

そもそも Cato Circle は、ユーザーコミュニティですので、通常のセミナーのように、一方的に説明を行う「説明型」イベントを行うのではなく、利用者であるお客様が、Catoクラウドの自社での活用方法や、利用上の課題を発表し、利用者同士が情報を共有する「双方向型」のイベントを目指しております。お客様同士の交流、ネットワーク構築から、情報交換のきっかけをご提供し、課題や悩みを共有し、解決するヒントを得ていただくことが Cato Circle の目的です(一方、Cato Networks社や、SCSKのサービスに関するフィードバックをいただき、サービス開発や改善に役立てることが、もう一つの目的にあります)

そのため Cato Circle では、お客様自身の導入事例紹介による情報発信(共有)、パネルディスカッションやグループディスカッション、お客様同士のネットワーキングを中心としたイベントを計画する予定です。

Catoクラウドをご利用のお客様は、ぜひ Cato Circle へご参加ください。もし、当社のお客様で初回イベントはスケジュールの都合で参加できなかったが次回はぜひ参加したい、Cato Circle の案内がまだ来ていない、と言う方がいらっしゃれば、当社担当者までお問い合わせください。

 

まとめ

最後に、日本国内でも、SASE(Secure Access Service Edge、サッシー)、Cato NetworksCatoクラウド(正式名称は、Cato SASE Cloud Platform)の認知度は徐々に上がっていますが、まだまだ高いとは言えない状況です。

SCSKでは、2021年からSASEの主要な4ソリューション(Cato、Palo Alto、Netskope、Cisco)を一同に紹介を行うオンラインセミナー「SCSK SASE Solution Summit(通称 S4 エスフォー)」を定期的に開催しております。S4は、これまで述べ2,400名以上の方に参加いただいております。

また、Catoクラウドは、初心者向けの簡単セミナーから、Cato管理ポータルを利用し主要機能をデモ形式で説明するデモセミナー、全国各地にて対面で開催するハンズオンセミナーも定期的に開催しておりますので、ご興味ある方は、ぜひご参加ください。すべて無料です。

Catoクラウド イベント・セミナー情報 | よくあるご質問 | Cato Cloud ケイトクラウド - SCSK
定期的にCatoクラウドをご紹介するセミナーを開催しております。・2025年9月24日(水)Catoクラウド デモセミナー  ・2025年10月10日(金)...

各種セミナー以外にも、Catoクラウドのお客様導入事例の制作、FAQサイトの運営、この TechHarmony(技術ブログ)で、Catoクラウドの日本語の情報を提供し、少しでもCatoクラウドの認知度向上と、皆様のお役に立てればと考えております。
当社とご契約のお客様には、Catoのメルマガ配信や、Cato Circleへの案内も行います。

Cato Circle を含め、Catoクラウドに少しでも興味をお持ちになられた方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

Catoクラウド エンジニアブログまとめ記事
Catoクラウドのエンジニアブログ(TechHarmony)でのまとめ記事となります。
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