こんにちは SCSK 野口です。
前回の記事 (LifeKeeper for Windows v8.11.0) では基本要件やノード設定についてご紹介いたしました。
まだ、お読みではない方はこちらのリンクからご覧ください。
本記事では「LifeKeeper for Windows v10の基本要件や変更点」についてご紹介いたします。
LifeKeeper for Windows v10になってから基本要件が変わっていないか、新機能が追加されていないか注目していきます。
基本要件について
システム要件
LifeKeeper for Windows v10は、以下のシステム要件を満たす必要があります。(2026年1月時点)
なお、LifeKeeper for Windows v8.11から変更された箇所は赤文字で記載しております。

※ プロセッサーについてはこちらのリングからご確認ください。Windows Server プロセッサーの要件

LifeKeeper for Windows v10でも、システム要件はほぼ変わってないね!
オペレーティングシステム
LifeKeeper for Windows v10は、以下のオペレーティングシステム(OS)がサポートされています。(2026年1月時点)
■サーバーコンポーネント
・Microsoft Windows Server 2025 Standard / Datacenter Editions
・Microsoft Windows Server 2022 Standard / Datacenter Editions
・Microsoft Windows Server 2019 Standard / Datacenter Editions
・Microsoft Windows Server 2016 Standard / Datacenter Editions
※ 全てのバージョンで Microsoft .NET Framework 4.5.2以上が必要です。
■ユーザーインターフェイス コンポーネント
・Windows 11
・Microsoft Windows Server 2025
・Microsoft Windows Server 2019
・Microsoft Windows Server 2016
※ 全てのバージョンで Microsoft .NET Framework 4.5.2以上が必要です。

LifeKeeper for Windows v10では、Windows Server 2016 以降から使用できるんだね!
ストレージとアダプタ
LifeKeeper for Windows v10は、以下のストレージとアダプタ要件を満たす必要があります。(2026年1月時点)
また、共有ストレージを使用することも、複製ストレージを使用することもできます。
■ストレージデバイス
・アプリケーション要件に基づき、必要なデータストレージの種類と数を判断する
・共有ファイルを使用する場合、ディスクアレイ(RAID)に配置する
・多数のハードウェア RAID 周辺機器を使用することができる
■アダプタ
・構成タイプと周辺機器数から、必要な SCSI または FCホストアダプタの種類と数を判断する
・選択したアダプタを Microsoft がサポートしており、ドライバを入手できることが重要である
※ ストレージとアダプタ、それから周辺機器については、Microsoft のサポートが前提となります。
詳細情報については、こちらのリンクからご確認ください。Microsoft のハードウェア互換リスト
■共有ストレージ構成
・LifeKeeper for Windows によって保護されるディスクはすべてパーティションに分割する
・Windows ディスクの管理ユーティリティを使用し、共有ディスクアレイのパーティション (ボリューム)を構成する
・パーティションは NTFS ファイルシステムでフォーマットする
・コミュニケーションパスに使用する小さい raw(未フォーマット) パーティションを指定*¹
・クラスタ内の他のサーバの電源を投入して、すべてのサーバが共有ディスクを認識している
・バックアップサーバから、共有ボリュームのドライブの割り当てが最初のサーバとまったく同じにする
・ディスクの管理ユーティリティを開くのは 1 度に 1 台のサーバだけにする (推奨)
・クラスタ内の各サーバで、これらのフォルダのファイル共有属性をオンにする*²
※ ダイナミックディスクは共有ストレージではサポート対象外です。
*¹ 共有ディスクコミュニケーションパスを使用する場合に必要です。
*² 共有ボリュームでファイル共有を作成した場合に必要です。
■複製ボリューム構成 (DataKeeper)
・Windows ディスクの管理ユーティリティを使用し、複製されるディスクパーティション (ボリューム) を作成する
・パーティションは NTFS ファイルシステムでフォーマットする
※ ソースボリューム と ターゲットボリュームには同じドライブレターを割り当ててください。

LifeKeeper for Windows v10でも、ストレージとアダプタ要件は変わってないね!
変更点について
LifeKeeperの用語
LifeKeeper v10になってから、以下のように LifeKeeperの用語変更されました。(2026年1月時点)
■リソース拡張の際、拡張元サーバと拡張先サーバの呼称が変更されました。
拡張元:Template Server →「Primary Server」
拡張先:Target Server/Target Node →「Standby Server/Standby Node」
■ サーバの待機状態を表す用語が変更されました。
待機状態:Standby →「Passive」
使用例:Active / Passive
■リカバリーキットの表記が変更されました。
表記:~ Recovery Kit →「Recovery Kit for ~」
■サポートマトリックスの名称が変更されました。
名称:サポートマトリックス →「認定情報」

LifeKeeper for Linux v10も同様に用語変更されたわよ!
LifeKeeper for Windows v10から廃止された機能
LifeKeeper for Windows v10から、以下の機能が廃止されました。(2026年1月時点)
■製品:LifeKeeper Core
・DISKCAコミュニケーションパスのサポートを廃止。
■製品:Recovery Kit for Microsoft Internet Information Services
・LifeKeeperは、Microsoft Windows Serverの全バージョンにおいて、
SMTP仮想サーバー機能を廃止。この機能は将来のリリースで削除される予定。
■製品:Recovery Kit for LAN Manager
・LAN Managerはサポートされなくなり、今後のリリースでLifeKeeperの機能から削除される予定。
なお、新しいLifeKeeper Web Management Console (LKWMC) では使用不可。
■製品:Recovery Kit for IP Address
・IPリソースのバックアップネットワークアダプターを廃止。
以前のバージョンでバックアップネットワークアダプターを設定していた場合は無視。

IPリソースのバックアップアダプター設定は、
v10にバージョンアップしたら『無視』されるから注意だね!
LifeKeeper for Windows v10の新機能
LifeKeeper for Windows v10から、WebベースのGUI (LKWMC)
「LifeKeeper Web Management Console」がリリースされました。(2026年1月時点)
LifeKeeper for Windows v10の LKWMCを使用する場合、以下のような要件があります。
動作環境
■クライアント環境(OS)
・Windows 11 (64bit)
・Windows Server 2016 (64bit)
・Windows Server 2019 (64bit)
・Windows Server 2022 (64bit)
・Windows Server 2025 (64bit)
■ブラウザー
・Google Chrome (最新版)
・Microsoft Edge (最新版)
・Mozilla Firefox (最新版)
ファイアウォールの設定
■クラスタ対象サーバ間の双方向で許可が必要
・TCP 5000 : REST API サーバ通信で使用 (LKWMC 用)
■GUIクライアントとクラスタ対象サーバ間の双方向で許可が必要
・TCP 5110 : GUI サーバ通信で使用 (LKWMC用)
※ その他の新機能についてはこちらのリングからご確認ください。LifeKeeper for Windows Version10の新機能

LifeKeeper for LinuxのLKWMCと同じポートを使用してるわね!
まとめ
今回は LifeKeeper for Windows v10の基本要件や変更点についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
・システム要件では、LifeKeeper for Windows v10になってもほとんど変更されていないこと。
・オペレーティングシステムでは、Windows Server 2016 以降から使用可能になってること。
・変更点では、LifeKeeper for Windows v10から、LKWMCがリリースされ使用可能になっていること。




