受賞者リレーインタビュー!第4弾:畑 健治さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第4弾は、「2025 Japan AWS Top Engineers」 を受賞された 畑 健治(はた けんじ)さん。

Japan AWS Top Engineers は、特定の AWS 認定資格を持ち、AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動を行っている方、または技術力を発揮した重要な活動や成果がある方が選出されるプログラムです。

日々どのようにAWSと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、畑さんのこれまでの経歴やAWSへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

2025 Japan AWS Top Engineers
所属:クラウドサービス事業本部A&C部第三課
氏名:畑 健治
 
【自己紹介】
元々はインフラ寄りのデータベースエンジニアでしたが、所属組織におけるテックリード的役割から「周りにできる人がいなさそうな技術/製品/サービス」を様々な案件などで触っていた結果、ここ数年でフルスタックエンジニアのようなデータベースエンジニアのような何かになりました。今年度も色々な案件に顔を出して、手を動かしながら口を出しています。
 

本編

AWSエンジニアになった背景を教えてください。

AWSに関わり始めたきっかけは、2019年頃に参画した金融系の大型案件です。目的はいわゆるAWSへの「リフト」でした。当時はデータベースエンジニアが主な役割でしたが、システムが大規模かつ複雑だったため、AWS環境全体の構成や設計まで理解する必要があり、これがAWSと深く向き合う契機となりました。
そして翌年頃からは、Redshiftなどを活用してAWS上にDWHや情報基盤を構築するサービス開発が本格化し、複数の案件に参画する中で、本格的にAWSを扱うようになりました。
さらにここ数年は、AWSサーバレスアーキテクチャを用いたWebアプリケーションの実装まで経験し、(一応)フルスタックエンジニアを名乗れるところまで成長できました。こうした経験の積み重ねもあり、現在はテックリードとして周囲から技術面で頼りにされる存在になることができ、工数をやりくりしながら色々な案件技術的な相談などに携わっています

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

特に自分にとって未知の技術/製品/サービスなどを触る時は、まず何にせよ手を動かして、対象の輪郭というか掴み感のようなもの最初に捉えることを大事にしています。最初から詳細にこだわりすぎていると工数や時間がいくらあっても足りないのでまずはスピードを最優先にしつつ掘り下げるべきところに目星を付けておいて、後々のフェーズでじっくり調査・検討するみたいなスタイルが自分の性分にも合っているようです。マニュアルやドキュメントは後から読むタイプで、昔はそれで幾度も痛い目に遭っていたのですが、ここ数年でちょうど良いバランスというか勘所を見つけられた気がします。特に、AWSのような責任共有モデルクラウドネイティブという世界観において、ユーザの責任範囲が限定的である以上相応の割り切りは必要と考えていて、その前提でいかに上手く落としどころを見つけることが大事なのだなと改めて感じています。

この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

受賞のための活動という意味合いですと、本賞へのチャレンジを決断したタイミングが遅く、社外発信のクライテリアを満たすためにブログを頑張って書いたことくらいでしょうか。。特に意識したのは以下の2点です。
・主なトピック(技術的な内容)だけではなく、なぜそのトピックに言及するに至ったかの理由プロセス同じくらい重要と考えるため、なるべく記載しています。
・内容が似ている他の記事が存在しない or 少ないトピックを取り上げるよう意識しています。同じような内容の記事が少ないほど単純に自分の書いた記事が他の人の役に立つ可能性が高くなると思っていて、それが自身の情報発信のモチベーションにも繋がるためです。

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

まず何よりも、自分自身がこれまでやってきたことがこのような形で認められたことが自信となりました。もう少し俗っぽい話だと、提案資料などに載せる要員説明で書けることが1個増えたということもあるのですが、反面この肩書に見合うだけの価値お客様に提供しなければならないという自覚もといプレッシャーもひしひしと感じているところです。
また、私自身は必ずしもAWSのみを主な業務としている訳ではないのですが、そのような役割の人間においても巡り合わせ次第で十分にチャンスがあることをチームに伝えるようにしています。もちろん受賞できればそれに越したことはないのですが、もし仮に受賞に至らずとも、そのための活動の過程において、温めていたいわゆる良いネタを発信する機会になったり、自分自身の実績・キャリアの棚卸しや振り返りをする機会になったりなど、当初考えていた以上に得るものがあったと実感しているためです。

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

いずれにせよ生成AI関連については今後も否応なしに様々な形で関わっていくことになると思います。KiroのSPECやAI-DLCを初めとする一連の開発・構築プロセス自体の変化も控えている中で、いかにその大きな流れに適応していけるのかが喫緊の課題だと感じています。
個人としては正直特にないのですが、今後組織の中でそのような重点的な取り組みが必要な技術的課題やトレンドなどがまた新しく出てきた時に声をかけてもらえるような存在になれるよう/そうであり続けられるよう、技術面については良い意味で何でも屋として最前線に立ち続けられるよう、引き続き精進していきたいです。
その上での現実的な目標としては、そろそろ Amplify gen2 をちゃんと触って、gen1 を使用しているアプリケーションの移行を検討しないといけないかなーと思っているところです。

前回のリレーインタビューでの寺内 康之さんから 畑さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします。

畑さんはDBからアプリケーションまで幅広いIT技術習得されていますが、コンピュータに触れていて一番楽しいと思う点はどんなところにありますか

「一番楽しい」の定義がちょっと難しいのですが、瞬間最大風速という観点だとトラブルシュートですかね。何かよく分からないけど正常に動かない、とされているものの原因をあれこれ探って、最終的に解決できた時の快感は代えがたいです。
反面、その原因が自分自身にある場合は諸刃の剣にもなるのですが、現実世界の複雑さを鑑みると、コンピュータからお前が悪いと冷徹に突きつけられるのも悪くないのかもしれません。

次のインタビューは AWS Top Engineers の「福地 孝哉」さんです!福地さんにお聞きしたいことはありますか?

福地さんはいわゆる現場部隊からコーポレート部隊へ異動されたとお伺いしていますが、異動に伴い自身の意識や取り組みとして特に変化したことがあれば教えてください。

畑 健治さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

ある意味良くも悪くも様々な技術に触れてきた経験から、普段の仕事や業務とはまた別の観点として、自分のやる気やモチベーションが本質的にどこにあって、何が充足されればとりあえず走り続けられるかを知ることが大事だと思っています。

 


次回インタビューは、2025 Japan AWS Top Engineers を受賞された 福地 孝哉(ふくち たかや)さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!

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