受賞者リレーインタビュー!第12弾:柳 武宏さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第12弾は、「2025 OCI Top Partner Engineers」 を受賞された 柳 武宏(やなぎ たけひろ)さん。

2025 OCI Top Partner Engineersは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI) に関する高度な専門知識と実績を持ち、ビジネスの成長や顧客の成功に貢献するパートナー企業所属のエンジニアを表彰するものです。

日々どのようにOracle Cloudと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、柳さんのこれまでの経歴やOracle Cloudへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

2025 OCI Top Partner Engineers
所属:クラウド事業本部マルチクラウドインテグレーション部第一課
氏名:柳  武宏
 
【自己紹介】
当課は当社内においてのOracle製品主管とデータベース技術のソリューション部隊となります。その為私自身は普段OCI や OracleDBといったオラクル関連製品/サービスを利用したシステムの基盤の構築を行っております。

本編

Oracle Cloudエンジニアになった背景を教えてください。

これまでのキャリアとしては一貫してインフラ領域を歩んで参りました。担当フェーズはまちまちで、構築~運用までを様々案件通して一通り経験し、取り扱い製品もサーバ系や特殊なアプライアンス系の製品など割と薄く広く扱って参りました。
 
その中でOCIを扱う様になった背景としましては、直接的なきっかけは、やはり所属部署の特性上、支援依頼が他所から集まる為、所属組織側からの要請により扱う様になりました。
 
一方で、それまで自身の技術として根幹であったRDB技術がレガシー化してきて、それ一本では今後の自分のキャリアを乗り切るには心許ないという個人的な事情もマッチして、もう一回り保有技術の幅を広げたく、というのも背景としてありました。

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

エンジニアとしては、扱っている製品の『弱み』の部分を語れることが重要と最近は感じています。どういった製品であっても『強み』は黙っていても営業的な触れ込みの中で耳にする機会も多く、この辺りが強みなんだなという事が分かるのですが、他製品より劣る『弱み』は製品ベンダー側からも当然語られませんし、更に言うと何度もその製品を扱って実体験として痛い目を見て初めて知識と経験に刻み込まれるものと考えてます。
 
得てしてそういった弱み』部分が案件推進する上での障壁となる場合も多いので、扱う者としては常に意識しておくべきと考えております。
 
そういう意味で言うと、私なんかはまだまだOCIの経験値が足りず十分に『弱み』を語れるに至っておりません。引き続き案件実績を積んで求める水準に到達できるよう頑張っていきたいです。

この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

とにかく今期は目の前のOCI案件対応に比重を置いて取り組んで参りました。その実績の結果として選出頂けたものと考えております。

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

チームに対しての影響はそこまで無いのですが、自分自身にとっては社外向けのプレゼンスが向上できた点は、セルフブランディングの側面から見ても非常に意味のあるものでした。
 
また、影響という意味ではこれからの部分ではあるのですが、座学のみでも取得可能な資格と比較すると、やはり実績に裏打ちされた客観的な証明となるので案件獲得段階でお客様にとっての一定の安心材料にはなると考えております。

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

先ずはチームとしても個人としてもOCIの実績を数多く積み、経験・知見を蓄積する段階と考えています。
 
一方でOCI自体が後発で他のメガクラウドからはシェアを含めて一歩遅れをとっている状況となります。その為案件自体も限られてはいるのですが、ただその少ない中でも案件を通じて得たものをしっかり知財化すべき点は知財化し、SCSK×OCIでのバリューを出せる様に努めて行きたいと考えています。

前回のリレーインタビューでの越水 鉄平さんから柳さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします

柳さんはOCIのクラウド構築案件だけでなく、AWSのクラウド構築案件にもかかわった、部内では珍しいエンジニアと認識しております。
そこで、OCI、AWS両クラウドの案件に関わった経験から、両クラウドを比較してOCIが優れている点、劣っている点等、柳さんご自身が感じた点について教えてください。

他クラウドと同一条件での比較機会が少ないため定性的な所感になりますが、コスト面ではOCIに優位性を感じています。
アウトバウンドの無料枠や価格体系の分かりやすさに加え、既存のOracleDBユーザにとってはトータルコスト圧縮が見込める点は大きな強みだと思います。
一方で、サービスやサポート面は改善が進んでいるものの、発展途上と感じる場面もあります。
過去には障害時の情報連携やメンテナンス周知の面で課題を感じたこともあり、運用面の成熟は今後に期待している部分です。

次のインタビューは Microsoft Top Partner Engineer Award 2025を受賞された「赤田 詩織」さんです!赤田さんにお聞きしたいことはありますか?

赤田さんはいつも明るく部内に技術発信されているイメージがあり、同じ部だった際は発表などを参考にさせて頂いておりました。
今後もプレゼンス向上の為の活動をされていくかと思うのですが、今活動中であったり今後こんな活動をしていきたいなど御座いますでしょうか?

柳  武宏さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

Amazon、Microsoft、Googleといったハイパースケーラと比べるとやはり一歩後ろというイメージがあるかと思います。ただしここ最近はOracle社の営業活動も功を奏して、確実に大規模システムにおいても採用が増えてきています
それに伴い当社としても大規模含め実績が増えては来ておりますので、是非OCIが検討の俎上に載りましたら当社にご相談頂けますと幸いです。

 


次回インタビューは、Microsoft Top Partner Engineer Award 2025を受賞された赤田 詩織さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!

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