こんにちは!今年度から入社しました、SCSKの松浦です。
配属されて約一か月が経過しました。
この1か月で一番感じたことは、
「業務で飛び交う用語が全くわからない!」
ということです。
会議やGoogle Cloudの学習を通して、初めて聞く用語に数多く出会いました。
配属までの約4か月間の研修で、IT関連もビジネス関連も学んできましたが、実際配属されると業務で使われる用語には聞きなれないものが多く、その都度調べながら学習を進めています。
そこで今回は、Gemini EnterpriseのAgent Designerを利用して、
「新人向けIT・ビジネス用語学習エージェント」を作成してみました。
本記事では、エージェントを作成した背景や工夫したポイント、実際に利用してみた感想についてご紹介します。
Gemini Enterpriseとは
『Gemini Enterprise』とは、Google(Google Cloud)が提供する生成AIプラットフォームです。
生成AIとのチャット機能だけでなく、AIエージェントの作成や管理、組織内のデータの検索・活用などを行うことができます。Google WorkspaceやMicrosoft365などのさまざまなサービスと連携し、業務で必要な情報へのアクセスや活用を支援することが特徴です。
また 、Gemini Enterpriseでは、ノーコードでAI エージェントを作成できる機能も提供されており、利用者の目的に合わせた業務支援や学習支援を実現することができます。
Gemini Enterpriseの画面
Agent Designerとは
Agent Designerは、Gemini Enterpriseで利用できるエージェント作成機能です。プログラミングを行わなくても、エージェントへの指示や回答の形式を設定することで、自分の目的に合わせたオリジナルのAIエージェントを作成できます。
例えば、
・社内問い合わせ対応エージェント
・学習支援エージェント
・タスク管理支援エージェント
など、用途に応じたエージェントを作成することが可能です。
今回私は、このAgent Designerを利用して、業務やGoogle Cloudの学習で出会うIT用語やビジネス用語を効率よく学習するための「新人向けIT・ビジネス用語学習エージェント」を作成しました。
Agent Designerの画面
今回作成したエージェントの内容
今回作成したエージェントは、
「新人向けIT・ビジネス用語学習エージェント」です。
業務やGoogle Cloudの学習を進める中で、初めて聞くIT用語やビジネス用語に触れる機会が多くありました。しかし、単に用語の意味を調べることや生成AIに聞くだけでは、実際にどのような場面で使われるのか、関連する知識までは理解しづらかったり、時間がかかると感じることが多くありました。
そこで本エージェントでは、用語を入力するだけで、
・一言での説明
・新人向けの分かりやすい解説
・具体例や例え話
・関連用語
・現場での使用例
・新人がつまずきやすいポイント
・資格試験との関連
・理解度チェック問題(初級、中級、上級)
などをまとめて確認できるようにしました。
実際に「IAM」と入力した際の出力結果を以下に表示します。
作成時に工夫したポイント
今回作成するにあたり、
単に用語の意味を説明するだけではなく、新人向けの解説や具体例、関連用語、現場での使用例などをまとめて出力されるようにしました。
また、Google Cloudの資格試験との関連や理解度チェックも含めることで、用語を調べるだけではなく、学習にも活用できるエージェントとなるようにしました。
特に、実際の業務では用語の意味だけでなく、「どのような場面で使われるのか」「関連する知識にはどのようなものがあるのか」を理解することが大切だと感じています。そのため、本エージェントでは一度の質問で周辺知識まで学習できるような構成を意識しました。
実際に利用してみた感想
今回初めてAgent Designerを利用してエージェントを作成しました。
作成前は、「エージェントを作る」と聞くと、プログラミングや複雑な設定が必要なのではないかというイメージを持っていました。しかし実際に触ってみると、エージェントへの指示や出力形式を設定するだけで、自分の目的に合わせたエージェントを作成することができ、想像していたよりも簡単に作成できたことが印象的でした。
また、作成前は生成AIとエージェントの違いがあまり理解できていませんでしたが、実際にエージェントを作成してみることで、自分が欲しい情報を決まった形式で出力できるようにカスタマイズできる点に魅力を感じました。
今回は学習支援を目的としたシンプルなエージェントを作成しましたが、Agent Designer にはさまざまな活用の可能性があると感じています。現時点ではまだ簡単な用途での利用にとどまっていますが、今後さらに学習を進めることで、業務の効率化や情報整理などを支援する、より実践的なエージェントも作成してみたいと思いました。
今回のエージェント作成を通して、生成AIを利用するだけでなく、自分の目的に応じた形で活用する面白さを体験することができました。今後も業務やGoogle Cloudの学習の中で活用しながら、より効率的に知識を身につけていきたいと思います。
最後に
実際に触るまでは、エージェントの作成には専門的な知識が必要だと思っていましたが、想像以上に簡単に作成することができました。
新人目線での内容となり、基礎的な部分が中心となりましたが、本記事が Gemini Enterprise や Agent Designer に興味を持つきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






