受賞者リレーインタビュー!第21弾:長谷川 慎さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第21弾は、「Google Cloud Partner Top Engineer 2026」 を受賞された長谷川 慎(はせがわ まこと)さん。

Google Cloud Partner Top Engineer 2026 は、 特定の項目だけでなく、所有するプロフェッショナル認定資格、対外発表、Specialization と Expertise の取得、Google Cloud に関する非公開の活動、今後の抱負など、各項目において広範にわたり活動成果を出された方を評価する設計として、総合的な貢献度を重視して表彰されるアワードです。

日々どのようにGoogle Cloudと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、長谷川さんのこれまでの経歴やGoogle Cloudへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

Google Cloud Partner Top Engineer 2026
所属:クラウド事業本部  クラウドサービス第四部 第二課事業推進部 第一課
氏名:長谷川 慎
 
【自己紹介】
15年以上、コンタクトセンター業界の仕事に携わり、コールセンターに電話がつながらないという日本の社会課題の解決に常に向き合ってきました。
コンタクトセンター向け音声基盤クラウドサービスの立ち上げから始まり、GoogleCloudのコンタクトセンターAIとの連携を行い、2024年から3年連続でGoogle Cloud Partner Top Engineer(AI部門)に選出されました。

本編

Google Cloudエンジニアになった背景を教えてください。

2023年に当社のお客様向けにAI自動音声応答サービス(Google Cloud DialogflowCX)を導入したことがきっかけです。まだ、「Gemini」が登場する前ですが、当時のGoogle Cloudの音声認識(Speech To Text)音声合成(Text To Speech)の精度の高さに衝撃を受けました。

2023年にGoogleCloudDayのイベント登壇Google Cloudシリコンバレー本社にて海外エンジニアとのディスカッションを行い、Google CloudのコンタクトセンターAIの魅力に惹かれ、お客様への導入実績や新しいサービスの立ち上げが認められ、2024年に初めてGoogle Cloud Partner Top Engineer(AI部門)に選出されました。

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

当社のお客様の業務をきちんと理解して、お客様とエンドユーザーが当社のサービスやソリューションに満足いただけることを常に意識しています。

自分自身がコールセンターに問い合わせをする立場にもなりますので、問い合わせする全員が瞬時に的確な回答を得られて、エフォートレスな体験ができることを心がけています。

AIの急速な進化により、今後はエンドユーザーごとの契約情報や要望に沿って、快適な顧客体験が実現できると信じています。

この度は受賞おめでとうございます!受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

より多くのお客様や社内メンバーに対してGoogleコンタクトセンターソリューションの魅力を紹介致しました。

また、AI部門受賞に必須となる「Professional Machine Learning Engineer」の資格取得と加点要素である「Customer Engagement Suite with Google AI」のBadge取得に時間を費やしました。

特にBadge取得については、Webで受講可能なGoogle Cloud Skills Boostを利用してコンタクトセンター関連ソリューションの英語のドキュメントとハンズオンを繰り返しこなしました。

ニッチなソリューションですので、日本でBadgeを取得した方は少ないのではと認識しています。

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

社外から評価いただいたことで、Google Cloudのコンタクトセンターソリューションを日本で一番熟知していると勝手に自負しています。

その分、社内外からのプレッシャーも感じていますので、受賞の価値に見合った実力をつけて、当社のお客様やエンドユーザーに付加価値を提供できるように日々努力致します。

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

GoogleCloudの最新コンタクトセンターソリューション(CX Agent Studio・GeminiAPI LIVE等)を利用して、マルチモーダルAIサービスを確立し、顧客体験の向上を通じて、よりよい社会の実現に貢献したいです。
また、日本で培ったおもてなし精神と高品質なコンタクトセンターサービスをグローバルに展開し、世界の顧客体験と従業員体験の向上を実現したいです。

前回のリレーインタビューでの島村 裕哉さんから長谷川さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします。

ご自身のインプットはもちろんですが、激しい技術変化にメンバーがキャッチアップし続けるために、チームで取り組まれている工夫や情報のシェア方法等があればご教授いただきたいです。

業務に必要な教育コンテンツを作成し、毎年アップデートしています。

チーム内で業務に必要なスキルマップシートを作成し、メンバーのスキルを可視化しています。メンバーのスキルレベルが低い項目について重点的に教育しています。
また、年に数回の勉強会を開催しています。毎年教育担当を決めて、そのメンバーが中心となり、勉強テーマと講師を調整し、チーム全体のスキルアップを図っています。

長谷川さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

コールセンターへの問い合わせ対応において、AIが人と遜色ない応対を担う社会がすぐに到来します。
AIが進化した社会においても、人は共感や高度な判断、関係構築を担い、AIとの協働によって顧客体験はさらに進化すると信じています。夢ある未来を、共に創りましょう。

今回をもちまして、「受賞者リレーインタビュー」企画は一区切りとなります。
ご協力いただいた皆さま、そしてご覧いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

次の受賞者の皆さまのご活躍にもぜひご期待ください。
引き続き、TechHarmonyをよろしくお願いいたします!

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