AWS CDK CLI v2 新機能 ドリフト検知コマンド追加(cdk drift)

AWS CDK CLI v2.1017.0でドリフト検知コマンドが追加になりました!

詳細はこちらをご確認ください。
https://github.com/aws/aws-cdk-cli/pull/442

今までAWS CDKではcdk diffというコマンドで手元のソースコードとAWS CloudFormationのスタックとの差分は検出できましたが、
実リソースとの差分(ドリフト)の確認ができないので苦労する場面がありました。
ですが、5/29のアップデートでcdk driftというコマンドが追加になりAWS CloudFormationのスタックと実リソースの差分をチェックすることが出来るようになりました。

cdk diff と cdk drift の棲み分けは以下の図のような形です。

使ってみた!

<バージョン確認>
事前に以下コマンドでアップデートしています。

npm update -g aws-cdk

 

<CDKリソースに手動設定>
CDKでデプロイしたS3バケットに以下のタグを手動で設定しました!

<ドリフト検出>
以下コマンドで確認したところ、ドリフトを検知することが出来ました!

cdk drift スタック名

ソースコードは変更していないのでcdk diffコマンドでは差分検知はありませんでした。

また、オプションとして以下も追加されており、ドリフト検知時はデプロイを失敗させることもできそうです!

--fail Fail with exit code 1 if drift is detected [boolean]

CDKで運用をやっていくとなると結構良いアップデートではないでしょうか?
以上最新のアップデート情報でした!

タイトルとURLをコピーしました