受賞者リレーインタビュー!第14弾:宮崎 慎二さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第14弾は、「2025 Microsoft Top Partner Engineer Award」 を受賞された宮崎 慎二(みやざき しんじ)さん。

Microsoft Top Partner Engineer Award は、パートナー企業の中で活躍するエンジニアの方々を対象に、Azure Apps&Infra、Azure Data&AI、Business Applications、Modern Work・Copilot、Security の 5 カテゴリにおいて、案件の実績や先進性、マイクロソフトテクノロジーの社内普及活動などを評価し、贈呈されるものです。

日々どのようにAzureと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、宮崎さんのこれまでの経歴やAzureへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

Microsoft Top Partner Engineer Award 2025
所属:クラウド事業本部 クラウドサービス第三部
氏名:宮崎 慎二
 
【自己紹介】
Intune/MCMによるデバイス管理、AVD/Windows 365によるデスクトップ仮想化、Defenderを核としたセキュリティを軸に、AI時代の快適なエンドポイント環境を企画から運用まで一貫提供しています。

本編

Azureエンジニアになった背景を教えてください。

もともとはオンプレのWindows Server/Active Directory、MS VDIなどのVDI構築をメインにやっていて、「クラウドに寄せたい」「VDIをクラウドで動かしたい」というお客様相談が増えてきたことがAzureに本格的に入っていくきっかけです。
 
最初の入口はAzure Virtual DesktopとWindows 365で、クラウドVDIを構築するにはAzureのネットワーク、Entra ID、ストレージ、セキュリティ(Defender製品群)など一通りの知識が必要になるため、必要に迫られる形で守備範囲を広げていきました。
 
今は当課でIntune・Defender・AVD/Windows 365をメインに、提案から構築・運用までAzureを軸に活動しています。直近はIntune共同管理(MCM)Defender for Endpoint/for Cloudを組み合わせたゼロトラスト構成の案件にも取り組んでいます。
 

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

エンジニアとして大切にしているのは、「作って終わりにしない」ことです。どれだけ技術的にきれいな構成でも、実際に使うユーザーが使いにくかったり、運用担当者が回せなかったりすると、よいシステムとは言えないと思っています。
 
特にVDIやエンドポイント領域は、ユーザーの業務に直接影響するため、性能・セキュリティ・運用性のバランスを意識して設計するようにしています。
 
また、クラウドやAIの技術は変化が早いので、新しい技術を追いかけつつも、お客様に提供する際には安定して使える形に落とし込むことを重視しています。
 
もう一つ大切にしているのは、属人化させないことです。自分だけが分かる状態ではなく、チーム内で共有し、若手や他メンバーも同じ品質で提案・構築・運用できるようにナレッジ化していくことが、今の自分の役割だと考えています。
 

この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

特に重点を置いてきたのは、AVD・Windows 365を軸としたクラウドVDIを、Azureのネットワーク・ID・セキュリティまで含めて一体で提供することです。

その積み重ねがAVD Specializationの取得につながり、設計・構築・運用の品質を客観的に証明できたことは大きな成果でした。

チャレンジは広い技術領域で一貫した品質を保つことで、見をチームに展開し、再現性のあるオファリングとして仕組み化することで乗り越えてきました。

 

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

受賞をいただいたことで、自分自身としては「Azureを軸にAVD/Windows 365・Intune・Defenderまで一気通貫で提供する」という今のスタイルが、Microsoft様からも一定の評価を受けられる形になっているという手応えを得られました。
 
社内外で発信する際の説得力が増し、お客様との会話でも、より踏み込んだ提案や技術ディスカッションがしやすくなったと感じています。
 
チームへの影響としては、受賞が一つの分かりやすい目標・到達点として機能し、メンバーのモチベーション向上につながったことが大きいです。「自分たちのやってきたことが認められる世界がある」と実感できたことで、AVD Specialization取得を含めた品質向上の取り組みや、ナレッジ共有・オファリング化への意識が一段強くなったと思います。
 
今後も個人の表彰で終わらせず、チーム・組織としての継続的な価値提供につなげていきたいと考えています。
 

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

個人としては、AVD・Windows 365・Intune・Defenderといったエンドポイント領域を軸に、Copilotを中心としたAI活用をどう業務やサービスに組み込んでいくか、というところに挑戦していきたいと考えています。
 
単に新しい技術を導入するのではなく、お客様の業務改善や運用負荷軽減に直結する形に落とし込めるよう、企画段階から関わっていきたいです。
 
チームとしては、これまで個別案件で積み上げてきたノウハウを、「AI前提で動くエンドポイント基盤」として標準オファリング化していくことを目指しています。提案・構築・運用までを再現性のある形でメンバーが担えるようにし、人化を避けつつ事業として継続的に成長できる体制を作りたいです。
 
最終的には、Microsoftスタックの中で「エンドポイント×セキュリティ×AIならクラ3部の三課」と言ってもらえるポジションを、チームで築いていくことが目標です。
 
 

前回のリレーインタビューでの赤田 詩織さんから宮崎さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします

宮崎さんは技術面だけでなく、周囲とのコミュニケーションもとても大事にされている印象がありますし、私が部署が違うときにも気さくに話しかけてくださって嬉しかったです。
チームや組織を良くするために意識されていることがあれば、ぜひ教えてください!

ありがとうございます!

意識しているのは、メンバーが安心して相談・発言できる空気を作ることです。「分からない」「困っている」を早めに出せるチームの方が、結果的に品質もスピードも上がると思っています。

これは課内に限らず、部署をまたいだ関係でも同じで、クラウドやAIの領域は一つの部署だけで完結することはほぼないので、普段から気軽に話せる関係を作っておくことが、いざという時の助け合いに効いてくると感じています。

日々の小さな積み重ねを大事にしていきたいと思っています。

次のインタビューは Google Cloud Partner Top Engineer 2026を受賞された「磯野 桃子」さんです!磯野さんにお聞きしたいことはありますか?

AzureやAWSと比較したときに、Google Cloudならではの「使っていて面白い」「ここが効く」と感じるサービスや機能はありますか?
Google Cloudについてあまり知らないので、Google Cloudならではの機能があれば教えてもらえればと思います。

宮崎 慎二さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

クラウドやAIの進化で、エンジニアに求められる領域はどんどん広がっています。新しい技術にワクワクしながら、お客様と一緒に「使える形」を作っていく仕事は、本当に面白いです。お客様にも、これから一緒に働く仲間にも、その面白さを届けていけたらと思っています。

 


次回インタビューは、Google Cloud Partner Top Engineer 2026を受賞された磯野 桃子さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!

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