AWS User Notificationsをテストしてみた!

本記事は、「AWS User Notifications で EC2 の AWS Health イベントを通知してみた!」の続編となります。
前回の記事で実装したAWS User Notificationsをテストするため、AWS Health イベントを発生させ、Eメールで通知が届くことを確認したいと思います。

実施内容

概要

以下の内容でテストを実施します。

  1. EC2に関するAWS Health イベントを発生させる
  2. EC2に関するAWS Health イベントがEメールで通知されることを確認する

それでは早速ですが、実際にテストしていきましょう!!

1. EC2に関するAWS Health イベントを発生させる

AWS Healthテストイベントを発生させたい場合は、AWSサポートにリクエストすることができます。
※リクエストをするためには、デベロッパー、ビジネスまたはエンタープライズサポートプランに加入している必要があります。
※本記事はAWS User Notificationsをテストを目的としているため、AWSサポートへのリクエストの詳細な手順については割愛いたします。リクエストを行う場合は、以下リンクをご確認いただき実施することをおすすめします。

今回は、以下のAWS Health イベントをAWSサポートにリクエストしました。

  • リージョン東京リージョン: ap-northeast-1
  • イベントタイプのカテゴリー: accountNotification
  • イベントタイプのコード: AWS_EC2_OPERATIONAL_NOTIFICATION

EC2のサービスに問題がある場合に発生するイベントを指定しています。
どのようなイベントタイプがあるのかについては、「AWS User Notifications で EC2 の AWS Health イベントを通知してみた!」の事前確認で紹介したAWS Health APIで確認することが可能です。

2.EC2に関するAWS Health イベントがEメールで通知されることを確認する

AWSサポートへのリクエスト時に、テストイベントを作成させたい日時を指定したので、指定した時間にAWS Health イベントが発生していることを確認します。
※テストイベントを作成させたいイベントの日時は、希望の日時での対応を約束するものではないため、テストイベントの発行まで最大3営業日かかることがあるようです。

指定した日時に以下のようなメールを受信しました。こちらで問題なく、AWS User Notificationsが設定できていることが確認できました。

ちなみに、コンソールからもAWS Health イベントを確認することができます。


まとめ

AWS Healthイベントを利用することで以下のようなメリットを得ることができます。

  • 障害発生時の切り分けを素早く行うことができる
  • 障害やメンテナンスの通知を受け取ることで、準備や対処ができる
  • サービスの可用性を高めることができる

さらにAWS User Notificationsを利用して通知機能を実装することで、比較的容易に設定することが可能だと思います。
皆さんもAWS User Notificationsを利用したAWS Health イベントの実装をしてみるのはいかがでしょうか。

皆様のお役に立ちましたら、嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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