受賞者リレーインタビュー!第10弾:岩川 省吾さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第10弾は、「2025 OCI Top Partner Engineers」 を受賞された 岩川 省吾(いわかわ しょうご)さん。

2025 OCI Top Partner Engineersは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI) に関する高度な専門知識と実績を持ち、ビジネスの成長や顧客の成功に貢献するパートナー企業所属のエンジニアを表彰するものです。

日々どのようにOracle Cloudと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、岩川さんのこれまでの経歴やOracle Cloudへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

2025 OCI Top Partner Engineers
所属:クラウドサービス事業本部A&C部第一課
氏名:岩川 省吾
 
【自己紹介】
私は、これまでOracle Databaseを中心としたデータベースエンジニアとして活動しております。
また、最近ではOCIエンジニアとしても活動しております。担当範囲としては、提案から設計・構築、システム稼働後の保守まで幅広く担当しております。
 
 

本編

Oracle Cloudエンジニアになった背景を教えてください。

入社以来、インフラエンジニアとして主にOracle Databaseを中心としたOracle製品を取り扱ってきました。当課はOracle製品の所管部署であること、また近年はオンプレミス環境に加えてクラウド環境の活用も重要なテーマとなっています。その中で、オラクル社が提供するクラウドサービスであるOCIを用いた提案に携わる機会が増え、OCIを担当するようになりました。これまで培ってきたOracle製品の知識や経験を活かしながら、現在はOCIエンジニアとして業務に取り組んでいます。

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

私がエンジニアとして大切にしている価値観は、「お客様の要望や要件を正確に理解し、それを最適な形でシステムとして実現すること」です。
真のエンジニアとは、単に技術を提供するだけではなく、お客様が何を実現したいのか、どのような課題を抱えているのかを丁寧に聞き出し、整理したうえで具体的なシステムに落とし込める存在だと考えています。特に近年は、AI技術をはじめとする新しい技術の進展により、システムが高度化・多様化しており、お客様自身が要件を明確に言語化することが難しいケースも増えています。そのため、エンジニア側から積極的にヒアリングを行い、背景や業務内容を理解したうえで要件を引き出す力が重要だと感じています。
私は、こうしたコミュニケーションを大切にしながら、お客様にとって本当に価値のあるシステムを提供できるエンジニアでありたいと考えています。

この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたことは、大規模プロジェクトにおける提案活動を主導したことです。
お客様の基幹システムという重要な領域において、オンプレミスの環境からOCIへの移行を提案するにあたり、技術検討の中心となって全体構成の検討や方針策定を行いました。その結果、最終的に受注につなげることができました。

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

受賞そのものが自身のキャリアやチームに大きな変化を与えたわけではありませんが、社内外に対して自身の取り組みをアピールする一つの材料になったと感じています。
また、これまで取り組んできた提案活動が評価されたことで、自身の業務に対する自信につながり、今後もより良い提案や成果を出していこうというモチベーションの向上につながりました。
結果として、日々の業務に対して前向きに取り組むきっかけになったと考えています。

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

今後は、OCIに限らずクラウド環境全般を幅広く担えるエンジニアになることを目標としています。
 
クラウド基盤を総合的に支えるためには、データベースだけでなくネットワークやセキュリティなど、インフラ全体に関する幅広い知識と経験が必要だと考えています。これまで私は、データベースエンジニアとして活動してきたためデータベース領域については一定の強みを持っていますが、一方でそれ以外の分野についてはまだ十分とは言えない部分もあります。そのため、今後はこれまで経験の少なかった分野についても積極的に学び、実案件を通じて知識と経験を積み重ねていきたいと考えています。
 
個人としては、インフラ全体を俯瞰して最適な構成を提案できるエンジニアを目指し、チームとしては、それぞれの得意分野を活かしながら、より付加価値の高い提案や安定したクラウド基盤の提供ができる体制づくりに貢献していきたいと考えています。

前回のリレーインタビューでの木澤 朋隆さんから岩川さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします

岩川さん、2025 OCI Top Partner Engineers受賞おめでとうございます!
岩川さんは昔からOracle Databaseに詳しく、私が担当した以前の案件でも支援いただきました。その際はありがとうございました。

なお昨年度の大規模なOCI案件でもPMとして成功に導いたと伺いました。
そこで改めて質問です。他のクラウドと比較してのOCIの強みや、特に岩川さんが好きなOCIサービスについて教えて下さい。よろしくお願いします。

木澤さん、ありがとうございます。
こちらこそ、過去案件では大変お世話になりました。

OCIの強みは、オラクル社がこれまで培ってきたOracle Databaseに絡んで、特に「データを守る」という観点における高性能・高可用性、さらにセキュリティ技術の高さをそのままクラウド環境で活用できる点にあると考えております。
他クラウドと比較しても、ExadataをはじめとしたOracle Database向けに最適化されたサービスをクラウド上でネイティブに利用できる点は大きな特長であり、特にミッションクリティカルなシステムにおいては大きなアドバンテージがあると認識しています。

私が、特に好きなOCIサービスは「Autonomous Database」です。
これまでデータベース運用の中でも特に課題となっていた性能チューニングを自動化できる点が大きく、お客様のIT運用負荷の低減と価値創出の両面においてインパクトのあるサービスだと感じています。また、Autonomous Databaseは大規模・高価格というイメージを持たれがちですが、実際にはSE2ライセンスでも利用可能であり、小中規模システムにおいても比較的低コストで導入できる点も大きな魅力だと考えています。

次のインタビューは 2025 OCI Top Partner Engineer の「越水 鉄平」さんです!越水さんにお聞きしたいことはありますか?

越水さんは今後Oracle Database@AWSの提案にも関わられていくかと思いますが、プリセールスの立場から見て、どのようなお客様課題に対して価値を発揮できると考えているか、また特にどのような訴求ポイントが響くと想定されているか、現時点でのご見解や仮説をぜひ教えてください。

岩川 省吾さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

現在クラウド環境や各種サービスは非常に多様化しており、また複数のクラウド環境を組み合わせて活用するマルチクラウドの時代になっています。そのような状況の中では、特定のクラウド環境に特化するだけでなく、それぞれの環境の特性や強みを理解し、並行した視点で比較・検討することが重要だと考えています

 


次回インタビューは、2025 OCI Top Partner Engineersを受賞された越水 鉄平(こしみず てっぺい)さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!

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