受賞者リレーインタビュー!第13弾:赤田 詩織さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第13弾は、「2025 Microsoft Top Partner Engineer Award」 を受賞された赤田 詩織(あかだ しおり)さん。

Microsoft Top Partner Engineer Award は、パートナー企業の中で活躍するエンジニアの方々を対象に、Azure Apps&Infra、Azure Data&AI、Business Applications、Modern Work・Copilot、Security の 5 カテゴリにおいて、案件の実績や先進性、マイクロソフトテクノロジーの社内普及活動などを評価し、贈呈されるものです。

日々どのようにAzureと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、赤田さんのこれまでの経歴やAzureへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

Microsoft Top Partner Engineer Award 2025
所属:クラウド事業本部 クラウドサービス第三部
氏名:赤田 詩織
 
【自己紹介】
当クラウド事業本部 クラウドサービス第三部の赤田詩織と申します。SCSKには2023年4月に中途入社し、生成AIが注目され始めたタイミングで立ち上がった現部署へ異動しました。以降、MicrosoftやGoogleの生成AI導入プロジェクトを中心に、サービス開発から活用に向けた伴走支援まで、幅広く担当しています。

本編

Azureエンジニアになった背景を教えてください。

大学では日本史を専攻しておりITとは無縁でしたが、「新しいことに挑戦し続けたい」という思いから、未経験でIT業界に飛び込みました。
 
新人研修でインフラ部門に向いているのでは、と声をかけていただいたことをきっかけに、希望してインフラエンジニアとしてのキャリアをスタートし、Windowsサーバー構築やハイパーコンバージドインフラ導入などを担当しました。
その後、お客様から「Azure基盤の開発プロジェクトに挑戦してみないか」とお声がけいただいたことが、クラウドエンジニアへの転機となりました。クラウドの知識はゼロの状態でしたが、学びながら設計から保守まで経験し、その後はAzure基盤案件を中心に担当するようになりました。
 
振り返ると、節目ごとにいただいた「やってみないか」という声掛けが、成長の原動力になってきました。こうした経験の積み重ねが、Microsoft Top Partner Engineer Award受賞につながってきているので、とても恵まれた環境でキャリアを築けていると感じています。

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

エンジニアとして最も大切にしているのは「学び続けること」「未経験でもまずは挑戦してみる姿勢」です。
 
Azureエンジニアになった背景でも触れたように、私自身多くの転機がありました。先輩やお客様から声をかけていただいた“機会”を出発点に、自分から学び、技術の幅を広げ、飛び込んでいくことを意識してきました。
 
ITもクラウドもAIも、知識ゼロからのスタートでしたが、必要な知識を自らキャッチアップし、未経験の領域でもまずは手を動かしてみることで道を切り開いてきたと感じています。
 
また、社内の優秀なエンジニアとの交流や、Microsoft Top Partner Engineer Award を通じた外部の技術者とのつながりは大きな刺激となり、「もっと学びたい、挑戦したい」という思いを強くしてくれています。
この思いはこれからも変わらず大切にしていきたいと考えています。

この度は受賞おめでとうございます! 受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

お客様の声を起点にサービスを磨き続けることに注力してきました。

生成AIの技術進化のスピードが非常に速く、どこに開発の軸を置くべきか判断が難しい点が大きなチャレンジでした。これまでのAzure・インフラエンジニアとしての経験を活かし、AI活用に留まらずセキュリティやデータガバナンスまで意識した基盤設計を重視しました。

技術起点になりがちな思考を常に「お客様にとってのメリットは何か」という視点に立ち返らせることで、乗り越えることができたと思います。

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

受賞により、取り組んできた内容や姿勢を評価いただいたことで、お客様やメンバーからの信頼感につながったと感じています。
 
特に生成AIという新しい領域において、「任せられる」「相談しやすい」と声をかけていただく機会が増えプロジェクト推進や提案活動がスムーズなりました。MicrosoftのサービスはM365からAzureまで幅広いため、横断的な知識・経験を活かした支援ができる点も、チームにとって良い影響を与えられていると感じています。
 
キャリア面では、自身の活動が第三者に評価されることで大きなモチベーションとなりました。今後はこの信頼を土台に、新しい技術の習得、メンバー育成やサービス品質の向上を通じて、より多くのお客様に価値を届けていきたいと考えています。

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

業務の意思決定やオペレーションを支えるAIエージェントの開発に取り組んでいきたいと考えています。
 
個人としては、ユーザーのコンテキストに基づく AI 活用ニーズが拡大している点に注目しています。こうした領域を中心に、Copilot や Azure AI Foundry を活用した、高いセキュリティ、ガバナンスを前提としたエージェント設計・運用の知見を深め、エンタープライズ環境で再現性のある実装を追求していきたいです。
 
チームとしても、お客様が安心して業務を担わせられるエージェントを開発できるよう、データ×AI×セキュリティガバナンスを一体で捉えたアーキテクチャを標準化し、業務効率化や高度化を継続的に提供できる体制を整えていきたいと考えています。
 
技術トレンドを追うだけでなく、実業務に組み込める価値あるAI活用を実現することを目標としています。

前回のリレーインタビューでの柳 武宏さんから赤田さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします

赤田さんはいつも明るく部内に技術発信されているイメージがあり、同じ部だった際は発表などを参考にさせて頂いておりました。
今後もプレゼンス向上の為の活動をされていくかと思うのですが、今活動中であったり今後こんな活動をしていきたいなど御座いますでしょうか?

温かいお言葉ありがとうございます。とても励みになります。
現在も生成AIや業務自動化の知見を中心に、実務で得た学びを共有する活動は継続しています。
最近は市民開発のPJに参画していることもあり、初めて触る方でも理解しやすいナレッジ整理や、
イメージしやすいように事例ベースでの共有にも力を入れていきたいと考えています。
引き続き、周囲の方の役に立てる発信をしていきたいです。

次のインタビューは Microsoft Top Partner Engineer Award 2025を受賞された「宮﨑 慎二」さんです!宮崎さんにお聞きしたいことはありますか?

宮崎さんは技術面だけでなく、周囲とのコミュニケーションもとても大事にされている印象がありますし、私が部署が違うときにも気さくに話しかけてくださって嬉しかったです。
チームや組織を良くするために意識されていることがあれば、ぜひ教えてください!

赤田 詩織さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

生成AI活用に取り組まれていらっしゃる企業が多いと思いますが、「試してはみたものの業務に定着しない」「どこまで任せてよいのか判断が難しい」と感じる方も多い分野だと思います。だからこそ、技術ありきではなく、お客様の業務や課題に寄り添い、安心して使い続けられる形で届けることを大切にしています。生成AI活用に向けた第一歩から、その先の定着まで、伴走するエンジニアでありたいと考えています。

 


次回インタビューは、Microsoft Top Partner Engineer Award 2025を受賞された宮﨑 慎二さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!

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