受賞者リレーインタビュー!第20弾:島村 裕哉さん


TechHarmonyエンジニアブログでは、AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者にフォーカスし、インタビューを通してこれまでの経歴や他の受賞者に聞いてみたいことをつないでいく「リレーインタビュー」をお届けしています。

第20弾は、「Google Cloud Partner Top Engineer 2026」 を受賞された島村 裕哉(しまむら ゆうや)さん。

Google Cloud Partner Top Engineer 2026 は、 特定の項目だけでなく、所有するプロフェッショナル認定資格、対外発表、Specialization と Expertise の取得、Google Cloud に関する非公開の活動、今後の抱負など、各項目において広範にわたり活動成果を出された方を評価する設計として、総合的な貢献度を重視して表彰されるアワードです。

日々どのようにGoogle Cloudと向き合い、どんな経験を積み重ねてきたのか。
そして、受賞に至るまでの背景には、どのようなキャリアストーリーがあったのでしょうか。

本インタビューでは、島村さんのこれまでの経歴やGoogle Cloudへの向き合い方、さらに「次の受賞者へ聞いてみたいこと」まで、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

Google Cloud Partner Top Engineer 2026
所属:クラウド事業本部 事業推進部 第一課
氏名:島村 裕哉
 
【自己紹介】
2021年度SCSK入社後、現在に至るまでクラウド専門部隊に所属しています。
AI/MLサービスのリードエンジニアとして Google CloudのAI/生成AIを活用し、製造業・金融業・食品業界など幅広いお客様のシステム設計・構築を担当しています。

本編

Google Cloudエンジニアになった背景を教えてください。

学生時代は情報工学を専攻し機械学習の研究に没頭していたことが、私のキャリアの原点です。

研究を通じて「理論」の面白さを知る一方で、その成果を現実の課題解決に繋げるためには、堅牢なインフラとシステム全体を設計する「SE」としての視点が不可欠であると考えるようになりました。

数あるプラットフォームの中でGoogle Cloudに惹かれたのは、TensorFlowの開発元であり、世界最大級のインフラを支えるGoogleの技術思想が、そのままマネージドサービスとして提供されている点に圧倒的な魅力を感じたからです。

特にBigQueryVertex AIに触れた際、面倒なインフラの管理をクラウドに任せて、エンジニアが本質的な「モデルの価値」に集中させてくれる設計に感銘を受けたことも一つの背景です。

エンジニアとして大切にしている価値観や信条はありますか?

私がエンジニアとして最も大切にしているのは、「最先端技術(特にAIMLの領域)をいかにして具体的なビジネス価値に変換するか」という視点です。

AIや生成AIの分野は日進月歩ですが、技術の習得自体をゴールにするのではなく、それが「お客様の抱える課題をどう解決し、どのような利益をもたらすか」を常に自問自答することを信条としています。高度なアルゴリズムも、現場で価値を産んでこそ意味があると考えているからです。

そのために、「10xの視点」を常に持つよう意識しています。過去の成功体験や既存の枠組みに固執せず、変化の激しいクラウドの世界において自らを絶えずアップデートし続ける「柔軟性」こそが、エンジニアとしての生命線だと感じます。

この度は受賞おめでとうございます!受賞に至るまで特に重点を置いて取り組んできたこと・乗り越えたチャレンジを教えてください。

アウトプットの継続です。
技術の進化が速い分野だからこそ、得られた知見を自分の中に留めず、社内外へ積極的に共有することを強く意識してきました。

特に、Google Cloudの最新AIMLサービスについての継続的なブログ執筆Google Cloudでのイベント登壇を通じて発信し続けたことが大きな挑戦でした。

こうした発信をコツコツ続けてきたことで、社内外から「ぜひ相談させてほしい」といったお声がけをいただく機会も増え、新しいビジネスのきっかけ作りにも貢献できたと感じています。

受賞がご自身のキャリアやチームに与えた影響はありますか?

今回の受賞は、私個人にとって大きな自信になっただけでなく、「Google Cloudの専門家」として社内外から認めていただいたことで、これまで以上に難易度の高いプロジェクトや、最先端の生成AI案件に挑戦させていただける機会が増えています。

技術を自分だけのものにせず、オープンに共有することで、チーム全体の技術力が底上げされ、結果としてお客様により高い価値を届けられるようになる。そんなポジティブな循環の起点になれたことが、何よりの喜びです。

今後、個人として、挑戦してみたい新しい技術・分野や、目指している目標について教えてください。

個人としては、常にAIML第一線のエンジニアであり続けながら、チーム全体の「技術を楽しむ文化」を醸成していきたいです。新しい技術が次々と生まれる中で、仲間と共に試行錯誤を楽しみ、その成果を社内外へ還元し続けることで「面白いことやってる」を継続していきたいです。
技術分野としては、生成AIが注目される今だからこそ、学生時代から向き合ってきた画像処理統計的な機械学習といった「伝統的なML手法」の重要性を再認識しています。これらレガシーな知見と最新のLLMを適切に組み合わせることで、より精度が高く信頼できるAIシステムが構築できると確信しています。
確かな技術力としての基盤を持ったエンジニアを目指します。

前回のリレーインタビューでの瀬口 慶之さんから島村さんへのご質問です。ご回答をお願いいたします。

AIの進化スピードが非常に速いですが、日々進化するAI動向をキャッチアップするために心がけていることや実践していることはありますか?

心がけていることは
「一次情報にあたること」「必ず自分で手を動かして検証すること」 の2点です。
公式のリリースノートをタイムリーにキャッチアップできるように仕組みかしてルーティン化してます。また、情報を見るだけでなく新モデルや新機能が出た際は、実際に手を動かして挙動や性能を確認するようにしています。
情報過多な時代だからこそ、自分で触った『生の感覚』を軸に情報の真偽や活用可能性を判断するように心がけています。

次のインタビューは Google Cloud Partner Top Engineer 2026を受賞された「長谷川慎」さんです!長谷川さんにお聞きしたいことはありますか?

ご自身のインプットはもちろんですが、激しい技術変化にメンバーがキャッチアップし続けるために、チームで取り組まれている工夫や情報のシェア方法等があればご教授いただきたいです。

 

島村さん、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
AI/MLを駆使して目の前の課題を解決するだけでなく、その先にある「こんなことが出来るんだ!」というワクワクするような挑戦を続けていきたいです。
SCSKの一員として、情熱を持ってより良い未来を「共創」していきたいです。

次回インタビューは、Google Cloud Partner Top Engineer 2026 を受賞された長谷川 慎(はせがわ まこと)さんです。
次回の記事もお楽しみにお待ちください!

×
タイトルとURLをコピーしました